C009_休めない人に休みは来ない
ひさびさのエッセイです。自由に書かせていただきます。
① 休みがない人
② 休みが取れない人
③ 休めない人
あなたはどれですか?
それぞれちょっとずつ違いますよね。
「①休みがない人」とはずっと忙しくて自由時間が十分に取れない人です。
すごく疲れてへとへとになっている人かもしれません。
逆に、休みなんかいらない!もっとしたい!という人かもしれません。
客観的な情報として「休みがない」人です。
休みがないことをその方がどう捉えているかは伝わってこない表現です。
「②休みが取れない人」はどうでしょう。
「取れない」というニュアンスからこの人はきっと「休みを取りたいけど、取れない人」です。取れない理由があるのでしょう。
その点で、おそらく、
「③休めない人」と「②休みが取れない人」は同じ意味といえそうです。
そして、「休めない人・休みが取れない人」が世の中にあふれています。
バブル崩壊後、組織の余剰人員とされてしまった方々は悉く憂き目に遭い、
一方で組織に残った人員は従来複数名でこなしていた仕事を小数精鋭で完遂しなければならなくなりました。
同時に仕事の仕方がアナログからデジタルに変わり、いまだ目まぐるしく進化する技術に追いつかなければ振り落とされる不安の中、あっという間の日々を、1年を過ごしています。
休むひまがないんです。
休んでたら、将来の自分にしわ寄せがいくんです。
はい。これは、まさに私のことです。
そんな私が思う「安心して休む方法」、それは、
2週間後の仕事を今する、です。
今日の仕事を今日するから超多忙なんです。
もちろん、急に入ってくる仕事があります。
そんな仕事があろうことか、今日中に終わらせてください、なんてリクエストが来るようものなら、それは相手の仕事の与え方が間違っています。
「間違ってます!おかしいです!」とは言えないわけですが、少なくとも、「無理だ・・・。できるわけないじゃん・・・。もう・・・。(泣)」
いやもちろん、程度問題です。本当にひどすぎる仕事の与え方であれば、交渉すべきです。
「さすがに難しいので、来週の何曜日にしていただけませんか」と。
それはそれとして、今が「午前中」なら
①今すべき仕事 ←←← これを今する
②午前中にすべき仕事 ←←← これを今する
③今日中にすべき仕事
④明日の予定
⑤今週の予定
⑥来週の予定
⑦再来週の予定 ←←←これを今する(優先する)
こういうことです。
私はこれで、休めるようになりました。
貯金のような感覚です。
まだまだ、安定して出来ているわけではないですが、
これで少し休めるようになったのは本当です。
休める…といっても、情報収集、勉強、読書、調査、メール送受信をする時間であって、楽しい旅行の時間を過ごせるようになった…ということではないんですけどね。
そういう意味で、わたしの次なる課題は「楽しく笑顔で休むこと」になりそうですが、それはまたおいおいゆっくり考えます。
何の生産性もない文章ですが、最後までお読み頂けましたら幸いです。
お付き合いいただき、ありがとうございました♬