のりかな毎日エッセイ241028:選挙駄弁、総括
2024年10月28日、23時9分。
毎日1時間、アドリブで文章を書いて投稿していくのりかなエッセイ。
ついに4週目に突入!
何とかなるもんだ。
というわけで、今日は選挙の話の続きをしよう。
先週は、なんで選挙行かないといけないのか意味不明!と駄々をこねていたけど、その後どうしたか?
昨日、日曜日の夕方5時くらいに遅めの昼食を食べ終わった後、メシ屋の駐車場の車内でスマホを開き、衆院選について検索。
該当する選挙区の候補者一覧を確認した後、候補者アンケートを一通り読んで、傾向を把握してから、目星をつけた候補の名前で検索して調べ、よし、この人にしよう、比例も同じ政党でいいか、と決めたのが7時ちょい前。買い物を済ませてから、いつもと同じ投票所に行く。投票所は毎回同じだ。
7時半には投票完了。短時間で決めた割にはナイスチョイスだったと思う。なお国民審査の方はノーチェック。よきにはからえ、でそのまま投票箱へ。
家に帰ってから、シラスの選挙特番を観ながら仕事を進める。
シラスというのは、youtubeやニコ生とは別の批評哲学系の動画プラットフォーム、とでもいうか、批評家の東浩紀氏が主宰している動画サービスだ。ここの選挙特番が一番面白いと個人的には思っている。
基本会員限定で有料なんだけど、第一部はyoutubeで無料なので選挙とか知的なものに興味ある人は見るといいと思う。
宇佐美典也×西田亮介×東浩紀 【選挙特番】総選挙は本当にこれでよかったのか!?【第1部全編無料!】@usaminoriya @Ryosuke_Nishida @hazuma #ゲンロン241027 - YouTube
↑リンク貼れた!
「僕は何故本を読むのか、書くのか、なぜニュースを観なくなったのか」の話がひと段落したら、普段見ているyoutubeとかニコ生とかシラスの番組の紹介とかもしようと思う。まだだいぶ先かな。
ところで、ニュースは抽出された事実と適切なリアクションを提供するものだ、と以前書いたけど、その抽出の仕方とリアクションの適切さを判定するのは視聴者だ。正確には視聴率を左右する、視聴者の中の多数派で、彼らが違和感を感じてチャンネルを変えたりすると視聴率が下がる。ネット系の番組なら閲覧数が下がる。視聴者の中の少数派、非リアやキョロ充がチャンネルを変えても影響は軽微だ。よって、「正しいニュース」を決めるのは、視聴者の中の多数派、「平均的な人=リア充」、ということになる。
とりあえずこういう仮説を立てよう。
この人たちは、ニュースを見てもそのチョイスや論調に違和感を感じることは少ないだろう。彼らの物差しに合わせて番組が作られているのだから。
ところが、平均から外れた少数派、僕のような非リアは、なんで野球のニュースがやってんだろう、全然興味無いのに、と思ってしまう。最初から僕ら向きに作られてないからだけど、そういえば大谷翔平氏が亜脱臼したらしいですね。国民的な大事件ですね。うん、そうなんですねきっと。
で、こういうニュースに疎外感を感じる僕のような人が、ただニュースを見ただけでは納得感を得られないから、朝生とかワイドショーを見る。時代が変わって、それらはネット論壇番組に変わっていった、のだと思う。
ニュースで伝えられる事実は平均的な人向きで、僕らの「なんで?」という疑問、不満を腹落ちさせるためには、その問題についての討論に疑似的に参加したり、あるいは「ひろゆきやホリエモンがそういうなら…」と納得できる、ということもあるだろう。僕らの違和感、不満を代弁してくれる人たちを見るのは、デモに参加するようなもので、デモに参加するだけで問題は解決してないのにガス抜きになる、ということもある。
僕がニュースを観なくなったのは、事実を提供されただけでは納得できないのに、その事実が次々に提示されるので消化不良になるためではないだろうか。腹落ちしない事実を何とか納得に持っていこうと、僕は本を読んだり、ネットの論壇番組を観るようになった、のかもしれない。
ニュースを観て、そのまま納得できる人はそれで良い。ニュースはその人たちのために作られている。今の僕は、自分の不納得をこうして文章を書いて表し、整理することができるようになっている。そうであれば、今ならニュースを観ても大丈夫なのではないか?ニュースを観て感じた違和感を貯め込んで、どこにも吐き出せずに、ニュース自体見るのが嫌になる、ということも、今ならnoteという場所と、1日1時間というルールを作ったので、大丈夫なのかもしれない。
というわけで、今後は定期的にまとめニュースとかを観て、感じたこと、考えたことをこのエッセイに書いて行こうと思う。
まだ先のことだと思うけど。
ここまで書いて、1時間経ってしまったけど、選挙の話が途中なのでもう少し続ける。
さて、というわけで選挙の結果はどうなったのか。
NHKのニュースサイトを観てみよう。↓
衆議院選挙2024 選挙結果 -衆院選- NHK
自公で過半数割れ。石破氏は選挙前の公約を守れなかったわけだけど、針千本飲むのかな。飲むわけないか。でも野党を無視して、多数決で有無を言わさず法案を通せなくなったから、これからはちゃんと「話し合い」をして意見の違う野党の議員たちをある程度納得させないといけなくなるのかな?
だとすればそれは良いことかも。少数派を無視してても賛成多数を維持できるから法案通せるよ、という状態より良い。それともどこかの野党、もしくは野党の中の一部を味方につけて多数派を維持しようとするのかな?
与党が改選前より議席を落としたのは、裏金問題?の対応に不信感を募らせた人が多かったのかな?そういう人たちが立憲民主党や国民民主党、れいわ新選組の議席を少しずつ増やした感じかな。
「小選挙区」の地図を見ると、大阪だけ維新で真っ黄色だけど、それ以外に黄色いところは殆ど無いね。自民の赤と立民の青が競っている感じ。
「比例代表」の地図を見ると、赤青黄以外の色もちらほら。
自民や立民以外の政党を応援したいけど、うちの選挙区には推し政党の候補者がいないから比例で推し党の名前を書く、という人が多かったのかな。立民は前回の1.5倍くらいに増えたけど、この中には国民民主とかれいわを推してるけど候補者がうちの選挙区にはいないから自民以外の候補者に入れとくか、という人たちもいたんじゃないかな。
だとすると、これで立民が自信をつけて、他の野党を無視した態度を取ると次回の選挙で大敗するかも。まあ素人予想だけど。
あとは、共産党の影が薄くなった。右対左の対立、という感じでは無くなっていきそう。国民から取り立てた税金を、誰に手厚く分配すべきか、という点で対立しそうな感じ。お年寄りへの再配分を大事にするなら年金や医療費の現状維持キープという政策になるし、それらを減らすべき、現役世代の支援を重視するべきという政党もあるし、子育て世帯に手厚く支援を、という主張もあって、いや大企業や金持ちからもっと取り立てるべきだ、という声もある。つまり国民のどのグループから収奪してどのグループに贔屓してばらまくか、という点で調整が難しくなりそう。なんか嫌だな。
「あんな奴らからはもっと取り立てていいんだ、この人たちはかわいそうなんだからもっと支援を」という声のぶつかり合いになりそうな予感。
防衛費に関しても、社会保障費を減らしていいはずないから現状維持でいい、いや防衛は今後もっと大事になるから社会保障費はその分減らしていいんだ、という、財源が増えない前提だから取り合いになってもめる。両方とも増やす、日本全体の所得、税収をそもそももっと増やしていくべき、そのためにはこうしたらいい、というビッグデザインはもう誰も描けないのかな…。そのビッグデザインの方向性で対立する時代は終わったのかな。
これ以上書き続けても明るい話題になりそうにないので今日はここまでにする。まあ何とかなるさ。なんくるないさ。急に無責任…。
ではまた明日。
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