のりかな毎日エッセイ241105:ゴジラマイナスツー予想!ゴジラの話
2024年11月5日、23時25分。
さて、エッセイの時間だ。
ゴジラ。ゴジラ。
ゴジラの話をしよう。
昨日のエッセイを書き終わった後、アンリミテッド考察と書いてみて、
そうか、このエッセイ自体がアンリミテッドなんだ、と気づいた。
で、文章の最後の、「終わりどきが分からない。」のあとに、
「まさにアンリミテッドだね」と付け足そうか、と思ったけどやめた。
いつもタイトルは最後に付けるので、今日のタイトルは何なのか今の僕には分からない。
ゴジラとジョーカーに関するタイトルになっているのかな?
ゴジラだけかも。今日はアンリミテッドにならないよ!
1時間にリミテッドするぞ。
というわけで、リミットまであと52分。
ゴジラマイナスワンを見に行ったのは去年の11月頃だ。
それから、のりかな書評でマイナスワン批評を描き始め、5回に分けて投稿した。今年の3月ぐらいに完結したのか。じゃなかった。今年の6月だ。
約7か月かけてようやく書き終わることができた。マイナスワンを比較する対象として、初代ゴジラとシンゴジラについても書く必要があったので、
全部で60ページくらいになったのか。我ながらよく出来たと思うのだが、noteにupしても閲覧数が全然伸びない。なので最近、ツイッターに1日1ページずつ投稿していたのだ。
とはいえ悲しいかな、無名人がどんなに頑張っても、SNSは有名人がもっと有名になるための場所なので、閲覧数は下火のまま。
ところが先週の木曜日にupした時の閲覧数がいつもの5倍くらいになっていた。昨日の閲覧数も高かった。
これは何だろう、と思って、さっき岡田斗司夫氏の動画を見ていたら、金曜ロードショーでゴジラマイナスワンがやっていたらしい。
それでか。
金ローでゴジマイがやるとゴジラ関連の投稿の閲覧数が伸びるのか。
今ネットで裏取りしたけど、確かに11/1ゴジラ-1.0地上波初放送、て書いてある。
いやなんか、ゴジマイを放送するという話は風の噂で聞いていた気がするのだけど、金曜だったのか。それで閲覧数が伸びたのか。ガッテン!
で、僕はガノタなので岡田氏の動画は前から見ていたのだけど、その中で、ゴジラマイナスワンの続編予想をしていたので、僕もしてみようと思った、という話。
というか既にしていたようだ。
動画の中で、ゴジラ-1.0の続編だからゴジラ-2.0や!みたいなことを言っていて、続編は更に過去に遡って幕末が舞台や!みたいなことを言っていて、まあ半分冗談だと思うけど、なんか嬉しかった。
というのも、僕もさっきの書評の中で、続編はゴジラ-2.0、その次は-3.0だろう、と書いていたからだ。
今探してみたら、書評「シン」のp51で書いている。もっと前、書評「Q」のp23でも書いている。そもそも、ゴジラ-1.0の「-1.0」とは何なのか?という問いを書評の最初に立てている。セルフ引用してみよう。
最初の書評「序」より、「これまでのまとめ」の方がよくまとまっているのでそっちから引用する。
庵野監督のシン・ゴジラを、初代のリブート作品「ゴジラ+1.0」として、
その逆張りとしての「-1.0」なのではないかと僕は考えたようだ。
そしてこの仮説をもとに、2016年と2023年の間に何が正から負へ変化したのか、という問いを立てて書評を進めていく。
この時点では書いてないけど、今見ると、山崎監督には庵野監督のプラス方向の4部作に対抗して、マイナス方向の4部作の構想があったのではないか、と読むこともできそうだ。まあこじつけだけど。
その第2部に当たる「ゴジラ-2.0」はどんな話になるのだろう?
庵野監督の次回作は「シンウルトラマン」であり、これは「ゴジラ+2.0」と考えられる。ウルトラマンとは、ゴジラをやっつける怪獣のことである。
山崎監督がシン・ゴジラを意識して「-1.0」を作ったとすれば、次回作は、怪獣を倒す正義の怪獣が出てくるだろう。そしてウルトラマンなら、怪獣はたくさん出てくる。すでに前作のラストで、海中で不気味にうごめくゴジラマイナスワンの肉片が映り込んでいるし、ヒロイン浜辺美波の「感染」も描写されている。肉片を取り込んだ海中生物やヒロインがゴジラ化する伏線だろう。
ゴジマイは、初代ゴジラを歴史修正するための作品であり、マイナスシリーズを通しての目的は、昭和から平成までのゴジラのメイン怪獣をリブート出演させ、なおかつ、「反戦」とか「反核」とか「戦後平和主義」といったイデオロギーを除去することだ、と僕は考えているし、書評でもそう書いたと思う。戦争に関わってはいけない日本人である主人公たちは怪獣に守られ、怪獣同士の戦いを傍観している立場にいる。そんな戦後の歴史を1947年までさかのぼり、もし日本が、ゴジラとの戦争を名目に再度軍国化したら?という歴史修正ゴジラ。だから神木君は、臆病だけどゴジラと戦う主人公となっている。その方が、戦後日本の文脈を理解していない外国人にも分かりやすくて、ヒットするだろう。
初代ゴジラは、1954年のビキニ環礁の水爆実験によって目覚める。
第五福竜丸事件を起こした水爆実験であり、日本で反核運動の端緒となった事件だ。だから、初代ゴジラは街を破壊する加害者であると同時に、私たちの怒りの代弁者でもあるのだ。
これを、山崎監督は1946年の核実験に移すことで、第五福竜丸事件との接点を無くした。これによりゴジラから、「怒りの代弁者」の一面を排除し、単なる迷惑な加害者にした。そして、「国には任せておけない、俺たちがやるんだ」という民間有志、といいながらその実、引き揚げてきた兵士たちの集まり、が、自分たちで勝手に対ゴジラ作戦を遂行する。かつて「鬼畜米英」に特攻しそびれた神木君は、今度こそ「鬼畜ゴジラ」に特攻できるのか。
というような話だよね、ゴジラマイナスワンって。
しかもゴジラは復活する見込みだから、神木君らの軍事政権は戒厳令を敷いたまま、対ゴジラ作戦を継続するだろうし。戦後日本が米国の核の傘のもと、非戦、民主、平和主義にならず、戦前の軍国主義に回帰したら…?という歴史改変ものだというのが僕の見立てなんだけど。まあ無名素人の読みなので冗談半分にうけとってね。
というわけで、既に20分オーバーなので、続編のあらすじ予想を書いて終わりにするね。リミットマイナストゥエンティ。
あとのりかな書評まだ読んでない人は、この機会に読んでみてね♪
【ゴジラ-2.0(マイナスツー)あらすじ予想】
前作から7年後の1954年。ゴジラ撃滅の軍功を立てた神木君は二階級特進し、対ゴジラ軍のリーダー格になっていた。一度目の襲撃以降、ゴジラ自体は二度と現れていないが、ゴジラのような巨大怪獣が次々と日本を襲っていた。アンギラス、エビラ、ゲゾラ、カメーバ…。ゴジラの肉片を取り込み、怪獣化した水中生物たち。日本政府に代わり、戒厳令を敷いた「民間有志」の元軍人たちが主権を握り国民の安全を守る。神木君発案の、震電による特攻作戦が半ば神格化し、闇雲に特攻を繰り返すが成果も上がらず、経済も軍政下で制限されているため国はジリ貧に向かっていた。
ヒロイン浜辺美波嬢は7年前、奇跡の再会を果たした後、今も行方不明のまま。彼女の安否も気がかりな神木君…。
そんな中、巨額の税金をつぎ込み、ドクターコトーが完成させたメカゴジラがついに実戦配備される。パイロットはもちろん神木君。大佐とかかな?
ゴジラ細胞を流用したメカゴジラの威力は絶大であり、ゲゾラたちを撃滅していく。これで無意味な特攻を終わらせることができる…。調子に乗る神木君の前に、巨大な薔薇のような怪獣が現れる。怪獣ビオランテは、浜辺美波嬢が怪獣化した姿だった。「ダメだ!戦えない!」ビオランテの正体を知って動けなくなるメカゴジラに、怪獣化し凶暴になった浜辺美波が襲い掛かる。大破するメカゴジラ。涙を流して鳴くビオランテ。
そのとき、恐れていた事態が起こる。ゴジラ復活の報。
7年かけてゆっくり再生したゴジラ-2.0は、-1.0の倍の全高。その皮膚はケロイド状に焼けただれ、私たちがよく知る「初代ゴジラ」にそっくりだった。
エビラたちを蹴散らすゴジラ。ビオランテを襲うゴジラ。
神木君の見ている前で、ビオランテが捕食されていく。
ビオランテを倒したゴジラ。大破したメカゴジラを一瞥すると、何もせずそのまま去っていく。
メカゴジラの修理が急ピッチで進められる中、先輩からひとしきり説教される神木君。「もし今ゴジラが現れたらどうするんだ!この国を、国民たちを誰が守れるんだ!お前とこのメカゴジラしかいないだろう!」戦意を取り戻す神木君。「ゴジラは敵です!今度会ったら必ず倒します!」
ゴジラ出現の報。メカゴジラの修理が済むまではと、部下たちが震電特攻隊に志願する。次々に散華していく若者たち。しかしゴジラはびくともしない。「あいつらの代わりに、俺が特攻できたら…‼」最低限の整備が完了し、ドクターコトーによってパワーアップパーツが追加されたスーパーメカゴジラ。メカゴジラを自爆させてでもゴジラを倒そうとする神木君。しかしあと一歩のところで近づけない。そこに、満身創痍のビオランテが現れる。
触手をゴジラに絡ませ、動きを封じるビオランテ。「自分ごと、とどめを刺せと言うのか⁉ビオランテ…⁉」スーパーメカゴジラを特攻させ、自爆させる。ビオランテもろとも消し飛ぶゴジラ。脱出装置のパラシュートを広げながら、意気消沈する神木君。ビオランテも…浜辺美波嬢も跡形もなく…
と、空の上から海に浮かぶ破片を眺めていた神木君は、そこに人の姿を見つける。ビオランテに取り込まれていた、浜辺美波の姿…しかも、7年前の若妻のまま…すっぽんぽんで…
二人は再会し、海の上で抱き合う。というハッピーエンド♪
…なんだこれ。
でもビオランテは出そうな気がするんだよね、エビラも。メカゴジラもブラックホール第三惑星人のじゃなくて、平成版メカゴジラ的なのが出てくると思うし。
書いてたら恥かしくなってきた。なんだこれ。もうやめにしよう。
でも大前提として、マイナスワンの世界線の日本は非武装平和主義になってないと思うんだよね。ゴジラを倒すことで軍事的な自信を回復したもう一つの戦後日本の姿。百田尚樹氏も納得のゴジラ。それを山崎マジックで、「平和のために戦う!」とか、対ゴジラ軍も「民間有志」の「Gフォース」とか言うとなんか平和な印象になって左翼のみんなも騙されちゃうんだよな~。
まあそんな感じで、今日もアンリミテッド延長になってしまった…。リミットマイナスツーアワー?
みんなもせっかくだからゴジマイ予想してnoteに書いてみよう!
しなくてもいいけど。
では、また明日♪