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わたしが創作活動をする理由


私は細々と一次創作(オリジナルの自家製ファンタジー小説)をしているのですが、


その創作活動の技術的にはマジで下手くそなのかもしれないが、私は創作活動に対してある意味で愛情と呼べるような熱意を持っているのかもしれない_(:3 」∠)_


決して創作に対する才能云々や読んでくれる読者への供給というよりも、

私自身が『創作に対して熱意があるから、何よりも私が創作が好きだから』と言う理由があって私は創作活動を続けているのだと思った(゜レ゜)

今回はそんなお話です。ヾ(´∀`)ノそれではどうぞよろしくお願いします



゚.+:。(´ー`人´ー`)゚.+:。


根本的な話なのだが、私は常に『人間』に対して熱意と言うか、……ある意味愛情という名の狂気を持っている。

おそらく、わたしという存在は『人間』というカテゴリーには当てはまるのかもしれないが、

しかしおそらくきっと、わたしは『人間を理解すること』はできないのだと、内心で確信を持っている。


ある一種、わたしは人間的にかけ離れた一面がある。

抱えている本質がそもそも違う可能性もある、

性格的にも非人間的な性質を持っているが故に、真に『人間』という本質には当てはまらない事もある。


……だからこそ、わたしは『人間』という種を真に理解できないのだとなんとなくだが察している。

それはオカルト的な話でも片付くかもしれないし、心理的な話でも片付くのかもしれない(´・ω・`)


理由付けなんて、いくらでも後付けができるのだ。

……しかし、どう理由付けしようとも、結論は変わらないのだ。


所詮わたしは、どんだけ『人間に対して愛を持ったとしても、それに伴って私が思う理解や愛が返ってくることはない』のだとなんとなく察してしまうのだ(´・ω・`)

これの結論づけた話は別で語るかもしれないし、それは未定の予定ですね。←

何が言いたいのかというと……わたしが抱く人間への愛情を、私は創作という形で消化している。


わたしの創作活動では、やはり人間を主軸にした話が主だと思う。

決して人間が一切関係しない話はまだ存在しない。

いくつか、何個か小説とした形で書いたりしているが……


わたしの創作活動のテーマと言うか、基本的な話は『人間と人外の交流、そしてそれに伴った重い感情のやりとり』を目的にしている。

昔に書いたわたしの創作オリキャラの話を例に出すと、EBさん(私の思念体)の元ネタになったオリキャラの話がある。


まあ、結論的に言うとそもそもEBさんは元ネタのキャラとは無関係だったのだが_(:3 」∠)_←

しかし、EBさんは初めの設定では元キャラのドッペルゲンガーと言うか、本人扱いだったのだが_(:3 」∠)_←



ぁあん、話は戻りますが(´・ω・`)

そうやって元ネタのオリキャラを作りたいぐらいには、私は自身の創作活動に対して熱意と執着を抱いている😅

一応、EBさんの元ネタの詳細をここでも紹介しようと思う(※長文注意⚠️)






通称  Mさん(EBさんの元ネタの人物の設定文)

・外見
外見は11、12歳ぐらいの男の子。
……が、彼は「彼を見た相手によって、見える彼の姿が異なる」為、主人公から見た場合が11歳ぐらいの男の子になる。彼は人間ではなくその世界の神の遣いとして造られた、地上であるものに喩えると、機械のような素材の量産型の神の遣い、天使と呼ばれる兵隊。(日本風に言うと)課長レベルのリーダーの役割がある量産型だった為、実年齢は5000年以上、物語開始時点で3000年は存在している。

・設定(ポジションなど)
創造主である神が量産型した神の遣い、通称天使。

機械のような物質で造られたオートマタのようなモノ。
この時代の彼の姿は白い鎧を纏った長身(198cm〜)で、彼自身には顔自体が存在しないが、鎧で顔を隠している為、見ただけではわからない。
創造主の思念から外れた人間を屠り、同じく神の遣いでありながら自我を取得して、神に刃向かいながら敵対する元天使の、悪魔と呼ばれるモノを殺す兵士で、性能・ランクとしては課長ぐらいのリーダー格だったが、

天界と呼ばれるどこかで悪魔との交戦中に大破し、人間の住む地上に墜落した。

その後アリシアと呼ばれる人間の看護婦さんに見つけてもらい、天使であるのにも関わらず、人間と同じ治療をされた結果、体内がバグってしまい、今までの記憶が消滅し、アリシアに似た人間の姿になる。(179cm)

その後アリシアに看病されながら人間の言葉や生活を学んでいくうちに、アリシアの用心棒として医術の手伝いや護衛を続けていると徐々に自我(バグ)が増えていき、遂にはアリシアへ人間的な恋心を抱く。

が、アリシアはすでに婚約者がいて、彼に対して全く恋すらしてくれない。

そんな報われない中で、天使や悪魔の戦争が地上にまで影響し始めて人間同士でも争いが起こる。
争いが過激化していくうちに、途中で自身の記憶が戻り始めるが恋を捨てられず、アリシアを見捨てて天使に戻ることができなかった。

そしてアリシアが負傷する。
この頃、悪魔と天使(未知のもの)が地上に降りてきた結果、未知の病が蔓延し、アリシアもこの病に罹っていることが分かる。
この病は重症化すると自我を失い、アンデットの様に死体にも関わらず動き出し人に危害を加えて食う、と言う病であった。

医療の知識があった彼は、人の知識では助からない事が分かっており、唯一自分の素材を移植すれば彼女も未知のものになる、と悟る。

そうすれば死なずに済む上に、そうなればいつか彼女も自身を愛してくれるのでは……?と思うが、
それを伝えた際、アリシアから「人として死にたい、故郷に還りたい」と言われ、
苦渋の末、また、アリシアをアンデットにしない為に、重症化する前に、彼自身がアリシアを直に殺害し彼女の最期を看取った。

その後、この争いの根源である悪魔、そして創造主に対して深い憎悪、殺意を抱き、
また、戦争自体に嫌悪を抱き、全てを終わらせる為に、天使でもなく人間でもない彼として動き始める。

愛すべき人間達を神や悪魔からの離脱・引き離させる事を決め、そして彼の企みは成功してしまう。

神から離れた世界は崩壊するしかないが、それに対して自身の血肉を糧に地上を繁栄させた。そして偽りの神として神話の中で語られる存在になり、物語が始まるまでの3000年間、誰にも理解されず、誰にも自身の真実を伝えずに独りで生き続けた。

物語のラスボスであり、物語は彼から離脱して人だけで自立する内容になる。

物語では彼の血(※禁忌の呪物、禁物のアーティファクト)を使って出来た人間の様なアンドロイドたちがいて、彼は人知れず、こっそりと認知して彼らにも知られない様に気が付かない様に彼らへの手助けをし続けていた。エンド後は父親として接している。

素が天使(神の意に背いている悪魔や人間を抹消する役目)な為、遺伝子的な、どうやっても離れない根底に悪魔や人間に先天的な殺意を湧くように作られているが、彼はそれを理性で封じ込め、理性的に人間を愛している為、側から見ると殺意を感じることもなく、なんともないように振る舞っている。(※神や悪魔に対しては本能のまま、常に殺意MAX)

人間は好きだが、人間的な思考は持っておらず、数千年もの間、こっそり人間の暮らしを眺めていたり、人間の書物や人間が書いた作品を見て聞いて学んで、人間を理解しようとしている。
なお、実際では特定以外の人間とは接していないため、知識だけ集めた故の感性のズレもあるし、人間界の常識の少しズレもある。だが、誰も突っ込まないし指摘されないので彼自身もそれに気がついていない。

ジョークが好きで人を食ったようなミステリアスな存在。

・周りから見た性格と秘めている性格
見る人によると人を食ったような性格をしているが、元々指示をこなすためだけに造られただけあり真面目であり、アリシアとの交流により愛情深い。

が、それが人外のものであるため人間的には伝わりづらく、不気味に見えることが多い。

人間が好きなため3000年以上を人間達への愛ゆえに自己犠牲をしてまで自身の役割に徹するぐらいの熱意が続く性格。

が、ほとんどの人には「理解しきれない狂った化け物」として畏怖や嫌悪されている。

しかし、彼自身はそれでいいと思っており、何しろ自分に愛が向き、愛し合う事が知らない為(下地の愛情が報われなかった事も大きい)たとえ自身を理解して愛されても理解出来ない、予想できないと言う。

唯一主人公と交流の末、理解され、今までのことを尊重されたのち、初めての人間の友人(主人公)ができた後に、勝手に造られた自身の素材を使った人造のオートマタ相手に父親として接する事やまともに人間相手に交流(いままでは特定の人以外から姿を知られることもなく遥か地下で暮らしていた)して人らしさを磨いている。

ちなみにミステリアスなのは知能が人以上であり、
ありのまま人と接したら過去に謀反されたりすごい誤解を受けて地上で戦争が起こるなどしたため、余計な事を言わない、察させないためのカモフラージュ。長い時間そうして性格を作っていたら地でそう言う性格になった為である。

〜おわり〜




はい、長文ありがとうございます😭←?!!!

……このキャラクターは私が特に関心というか、個人的に共感できる、と言うか特別好きなキャラでもある。


このオリキャラは人間を愛した結果、

自分が愛する大事なものの為に、自分自身すら秤にかけて、

何度も何度も悲しみや憎悪を飲み込みながらも、結果的に報われない現実を受け入れ続けた。

言葉にするとこんな表現しかできないが😭←もっと文才が欲しい……


このキャラクターは3000年の間、だれかも理解もされず自分の本来の使命すら捨てて、本当に何もかも捨てて人間を愛した結果、

世界のために自分すら捧げたのにも関わらず、愛する人間には恐怖や敵意すら抱かれて誰にも認められず敵視され続けていた。

その軌跡は決して赦されるものでは無く、そして彼自身も報われることすらなく。


……しかし、物語の最後にようやく彼は報われる事になるのだった。

それこそがこの小説を書いた理由でもあり、私がこの小説を書きたかった原動力でもある。


マニアチックな話なのだが、この小説は、このキャラクターの成長や愛、その結末を描くためにこの軌跡を小説にして書いたと言っても過言ではない。

ぶっちゃけ主人公よりも思い入れがあラスボスである←

↑の長いキャラ詳細にも書いてあるのだが、このキャラクターはラスボスなのだ(゜レ゜)


この人物が、人外でありながらも人間を愛した結果、自身の創造主でもあった自分の遣えるべき神に対して叛逆をした。

そのせいでこの世界は崩壊するハメになるし、結果的に世界を循環させるために自分を物理的に犠牲にしながらも、その末に愛した人間を追い詰める羽目にもなっている。


……しかし、この人物の原動は『愛情』なのだ。

憎しみでも、悲しみでも、承認欲求でもなく、根底にあるのは確かな『愛情』なのだと。


それが人間には理解できないものであっても

彼は3000年以上の間、報われないこの愛情のために何もかもを犠牲にし続けてきた。


わたしは、それを報われるために、その作品を作り上げたと言っても過言ではなかった。

私がこの作品を小説として作ったのは、それが一番の理由だった。



『愛情』

『他人を通してキャラクターが変化する様子』

『譲れないものの為にぶつかり合うキャラクターの心情』



それの生き様を描きたいがために、私は創作活動として小説という形で、それらの経緯や物語を紡いでいた。

私は基本的に、創作活動は『こうあって欲しい』という欲望を込めて書いている。


リアルな、このわたしが住む世界の常識を紙に記したいわけではない。


この現実世界には、いわゆる綺麗事では済まない物事はめちゃくちゃあると思う。

誰かを愛しても、相手からは愛されるどころか気持ち悪いと吐き捨てられたり、

倫理的に守られるべきなはずのこと(例えば理想的な子に対する親の愛情とか、正義が正しい事とか)を気軽に踏み躙る事態が度々起こる事もあると思う。

現実では政治家が裏金でウハウハしていたり、教師が幼い教え子に性的なイタズラをして捕まったり。

現実で起こる、そういう本来では起こってほしくないクソ現象をリアルな形表現したいわけではなくて、私はそんな現実を小説として描きたいわけじゃない。

リアルだからそういうのをリアルな形で物語にしたい、というのは私は全然そう思わない。

私の創作の基本は『私の良心が思う、こうあって欲しい・こういう出来事があったら良いな』と言うものをある程度リアルで描きつつもそれを形にしたいのだ。

私が納得できる結末、物語の軌跡を形にしたい。それが私の原動力なのだ。


例えば↑のEBさんの元ネタのキャラは、この世界の常識では報われないどころか真っ先に排除されるべき存在になるのかもしれない。

どんなに言葉で語ろうが、所詮は化け物でもある。


所詮は彼は人間でも無い。人間すらも理解すらできない人外が、たとえ人間への確かな愛を持っても報われない現実の方が多いのかもしれない。

……でも、私はその現実が描きたいのでは無い。


私が求めた『こうあって欲しい現実』を私の小説として描きたい、小説の中であってもそれを実現させたいのだ。

……この元キャラさんは、最後の最後に主人公によって理解された後、色々あったのだが彼はようやく最後の最後に彼は愛した人間に向き合うことが出来るのだ。


詳しくいうと、↑に書かれている彼が愛した女性(アリシア)の願いをようやく物語の最後に叶えることが出来たのだ。


この彼が好いた女性、アリシアには作中にも婚約者がいるのだった。

元キャラさんはアリシアを愛しているが、その恋は報われなかった。

なぜならアリシアは婚約者を愛しているし、その婚約者からもアリシアは愛されている。

つまり、彼女たちの間には、彼が付け入る隙間すらなかったのだ。


元キャラにとっては作中も、作品が終わってもこの恋が成就することはなかった。

決して、元キャラとアリシアは両想いになることは無かった。


アリシアは死ぬ最期には『人間として死にたい、故郷にかえりたい』と言うし、自分が死んだ後は故郷=婚約者の元にかえりたい、という願いを元キャラに託して死んでしまう。


……しかし、元キャラにはそれを叶えることはできなかった。

アリシアを真に愛していたからこそ、アリシアの願い(=人として死にたい)を願いを叶える為に、彼女が病によって変貌する前に彼は自身の手で彼女の命にとどめをさした。

……しかし、その愛情がゆえに、彼女を真に愛しているが故に、彼はアリシアの事を婚約者の元にはかえせなかった。


それは報われない愛情からへの嫉妬心でもあり、彼女の真の幸せを願えない・願えたくない彼自身の感情があってこその結末であり、彼はそれを選べなかった。

……そうして彼女を愛しながらも、それを認めることができないまま3000年の時が過ぎて、その結果に自分自身を赦せず、

物語が始まった後もずっと彼女の願いを叶えたい・彼女の幸せを叶えたいと願いながらも、それを自分自身で叶えることすらできなかった。


彼にとっては、そのアリシアへの愛情こそが人間に対する愛情の原動力であり、根底にある人間愛への確かな感情でもあった。

確かに彼はアリシアを愛していた。……けどそれがしがらみになって彼女に向き合うことすらできなくなっていた。


……しかし、この物語の最後には、彼はアリシアはどんな形であったとしても(恋愛の感情ではなくても)彼を愛してくれていたことを知る事になる。

アリシアは自身が亡くなった後も、元キャラに対してずっと魂のままで彼の側で自身を見守っていた事に、彼は物語の末にようやく気がつくことができたのだ。

彼はようやく、アリシアからどんな形であっても愛されていた事に気がつくのだった。


そうしてそのあとは色々あるのだが……この元キャラさんは物語の最後にようやく3000年越しに、

物語の最後の最後に、ようやく自分の意思でアリシアの遺体を彼女の故郷に還したのだった。

そうしてようやく、彼はアリシアに向かって「君の幸せを叶えたい。ようやく君の願いを叶えることができた」と心からの彼女への祝福を、心の底から真に彼女の幸せを願う事が出来たのだった。

長い年月の間、決して報われることがなかった軌跡が、この物語では報われる事になったのだった。

きっとこの物語が、この最期に辿り着かなかったら、この元キャラさんはこの結論に辿り着かなかっただろうし、

この通りに物語が続かなかったら主人公はヒロインと報われることがなかっただろうし、いろんな登場人物もこの結末には辿り着かなかったと私は思うのだ。


私にとって物語とは、『結末に紡いだ軌跡』である。

作者にとって『こうあってほしい』と言う願いを元に、作中のキャラクターに願いと彼らの意思を込めて紡ぐのだ。

私は特別ハッピーエンド主義者ではないが、わたしの創作活動では『こういうものが報われて欲しい、こうあって欲しい』と言うものを形にしたいが為に創作活動をしている。

この元キャラさんも、『こういう救いが実際にあって欲しい、こういう報われることがあって欲しい』と言う願いを元にして作中の物語を作ったのだ。


彼は作中にいろんな罪をたくさん犯してきた。

いろんなものを犠牲にしたし、決して赦されることはないのかもしれない。


……しかし、そんな現実を全てご都合主義でハッピーに報われるのではなくて、

彼自身への『それでもこうやって報われて欲しい』と思う、そんな原動力がわたしの創作活動の基になっているのかもしれない。

彼は全てに対して報われたわけではないが、それでも彼は最期の最後に自身の事を報われたと思っている。

自分の大事な恋は成就することは無かったが、その恋は最後に報われたのだった。


……そんな、私にとっての大事なものを、その結末にたどり着かせる為に、私は小説=創作をしているのだと思う。

だからこそ、私は創作が楽しいし、ずっと愛している。

私はこの結末が大切だとも思うし、この彼の恋・愛情が、この結末がとても好きだ。

それを基にしたのが、その軌跡を描いたのが結果的に小説と言う物語になったのだ。

……そんなわけで、私は創作活動が好きであるヾ(´∀`)ノそんな話でした。

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