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「豆の日」

誰かのせいにして自分を省みず。まず自己を反省して大吉祥。

北海道十勝生まれなので
豆にはうるさいです。
先ずは赤いダイヤと呼ばれる小豆ですが
お赤飯、おしるこ、和菓子の「あん」には
無くてはならない豆です。
大豆は、豆腐、納豆、豆乳、味噌、醤油の原料になるのでこれも食生活には欠かせない豆です。
とらまめや金時豆は、甘い煮豆でお弁当の中に入ったりして癒やしスゥイーツです。
豆たちは乾燥させて保存されているので、使うときは水に十分浸してから使うのですが
小豆(ささげという種類)でお赤飯を炊くときなどは、乾燥したままの豆を煮てから
濃い赤い煮汁を使って餅米を染めるという
先人の知恵があります。その染め加減も微妙ですから作る人によっては赤い色が濃かったり薄かったりします。我が家直伝は淡い桜色でしたからあまり長くは漬けないように注意をしていました。昔は食紅を使う人も多く
小豆色より綺麗な発色を好んだこともありましたが、、自然色にもどっています。
大豆の五目豆は、日々の惣菜としてバランスが良いので育ち盛りの子供に向いています。
色々豆については終わりない思いがあって
好きな煮豆と言えば金時豆なのですが
新米と同じく新豆を煮るときには、
かなり注意をしないと皮が剥がれてしまって
形が無くなってしまう失敗があるのです。
それは新豆だから仕様がないことでも有るのですがやはりカワイイ豆の形を無くすように努力するのですがダメだったことの方が多かったです…またその反対に古豆を煮ると反対に皮が固く仕上がってしまうという事も
たくさんありました。なかなか豆をちゃんと煮るということには未だなお悩んでいます。
単純に煮ることがこんなにも難しいとは
永遠のテーマとしかおもえません。時代とともに高価な豆ですから煮るということも減ってしまったのでますます腕は上がらない訳でどうしたものかと思案だけはしています。


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