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まちのアーキビスト

うれしいことに
徒歩3分で区の公文書館に行ける。
図書館、美術館などと違って接点があまり無いので地元人も行くことはないから、、資料の保管場所というイメージのままだ。
ここひと昔前ころから
住んでるところが旧中山道沿いであることと
宿場町であった風情が商店街のなかに残っている貴重な場所であることを知った。そして
時代の変化とともに世代交代出来ぬままに
その風情があっという間に失われてしまってから気づくのだ…なにが出来るとか出来ないとかいう
頭の中の理屈ではなくて、、このまま見過ごしてはいけない!という感情だけが走り出して今に至る。そんなことを始めると先人達はは、どのように生きたのか?ということが知りたくてアーカイブスへ辿り着く。そこに眠ってる膨大な資料にはこの地を大切に生きた
市生ひとりひとりの思いが伝わってくる。
関東大震災、大戦、大火の傷痕はつよく
それらの試練を乗り越える力を学びなおす資料でもあるのだ。それは金銀ギラギラのお宝ではないが、確かに財産と言いきれるのは
ただのなんとかマニアなのだろうかー
そんな誰にも頼まれないことを
やり続けていると、、、折々に似たような
人たちに出会うことになる不思議。
そしてひと昔やっていると
それなりに歳をとるのだからステップの鈍さを感じだした頃に、待ってました!!のごとく
次世代登場となる。なんと幸運なのだろうか!
もう100年後が見えてきたぞっ!!

日本のアーキビスト遅れはよく言われている。地域の中で世代を超えて語れることが
少なくなってる昨今、元を辿ればそれこそが
血のかよったアーキビストでもあるのだろう
。。。
AIに管理される前に
資料のなかに埋もれながらも専門性を高めてきた、まちの公文書館へ敬意をこめて
アーカイブしたいものだ!







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