Before Sunrise
90年代の映画はいいなぁ~
今冬一番の寒さで鼻水が止まらない…
都内も氷点下になれば凍ってしまうので
体もかたまる。北海道で生まれ育ったので
冬の朝は霜柱を踏んで登校するのがたのしかった!あの歩くたびにサクッサクッとなるので
わざわざ霜柱があるところを選んで踏むから
遅刻することもあったかもしれない。下校では西陽に照らされたツララがキラキラ光ってる美しさに気を取られたり、、尖ったツララ2本を持って楽器がわりにしたりした。長靴の中は冷え切っていたが…道草という時間は
子供時代の大切な宝物になっている。昨日は
名神で1日雪に閉ざされて動けなくなっていたが…雪国ではふつうのことなので冬対策は色々とある。まず、水道管が凍ってしまうので水に出しっぱなしにしておく。ちょっと油断して忘れたときは朝が大変になってしまう。水道の蛇口あたりにタオルを巻き付けて
熱湯をかけて溶かす作戦!!かなり原始的だが
皆さんそうしていた。雪を溶かせば水になるので顔を洗うのはそれで良いが、とにかく水道管を凍らせてはいけないのだ。そうして朝の忙しい時間を費やして水がチョロチョロ出でしたら毎度感動の場面となる。はじめて
山から水を引いてきたような感覚にちかい。
親世代は川から水を運んで瓶にためることを日常にしていたのでその時の苦労をおもえば
水道管から出る水は暮らしを変えたので
思い入れも強かったのかもしれない。
また飲み物の瓶を出しっ放しにしていると
凍ってしまうので、、凍らないように冷蔵庫へ入れるのも決まりごとのひとつだ。台所の下には室(むろ)と言って野菜などを寒さから守る貯蔵庫があった。とくに芋類などを
おいていたが、あの湿ったようなニオイは記憶にのこっていて野菜を取りに下りると
そのまま閉じ込められたらどうしよう‥といつも不安に思っていてサッサとすませていた。
北海道はやはりじゃがいもなので、
茹でたじゃがいもに片栗粉を少し足して
団子にする。それを食べやすいように丸めて
フライパンで焼いてから砂糖醤油で絡める。
芋団子汁もあったまって寒いとこならではの有難い食べ物である。