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雨降りて若葉は育つ
サンゴも追い出されていく…
神保町のすずらん通りへ。目的は木版画の道具探しでしたが、この通りは昔から古書をはじめとしてロシア料理や中国料理が個性的で
カフェと言うより喫茶店も色々あるところです。ずいぶん足が遠のいて再開発なども進んでいる昨今ですから、きっとかなり様変わりしているとおもっていました。惜しまれて閉館した岩波ホールが残念でなりませんが、救世軍ビルはそのままですし他はあまり変わってないようです。ただ昔々にロシア料理というものを初めて食べたお店は無くなっていました。思い出せばお店の中も雰囲気があって
ほんとのピロシキ、ボルシチがいただけました。なので冬の寒いときには行きたくなるお店でもありました。その近くには50年営業の紅茶専門店があって、、珈琲はふつうに沢山ありますが紅茶だけなのは珍しかったし新しかったです。いまは今年のファーストフラッシュが飲み頃なので、当時からのスコーンと一緒にいただきました。スコーンに付くクロティッドクリームを知ったのもここのお店だった気がします。そしてスコーンの下には
温められたプレートが置かれていて細やかな気配りに心がゆれゆれします。
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その紅茶屋さん向かい側にあるのが
きょうの目的地「文房堂」です。建物は古くて文化財になっています。地下には版画の道具がたくさんで嬉しいのですが、初心者なので何がなんだか分かりません…絵の具の種類が色々あって決めかねるので、スタッフさんに聞いてみました。まことに丁寧に教えてくださいました。少しずつ腕を上げてまた来れるようになりたいとも思いました。
帰り道、古い洋書がステキで見入ってしまい
こういう文化はずっと続いてほしいと心の底から願わずにはいられませんでした。
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