見出し画像

はじめまして、心不全の専門ナースです😊

 はじめまして、心不全を専門としている看護師です。
 心不全患者さんに携わったことのある医療福祉従事者さんは、一度は「入退院を繰り返すし、どうして指示が守れないの?、どうしたらいいの!?」と思ったことはありませんか?
 そんな方々に必見!これから、心不全患者さんと関わるときに必要な知識やや考え方を投稿していきたいと思います。


自己紹介

 今回は、私の自己紹介をさせていただきます。

 心不全患者さんと関わり続けて16年、およそ100例ほどの心不全患者さんと関わりました。私は「心不全患者さんが病気を患っても望む生活ができるように支援したい」という思いで、日々精進しています😊

 このようなことを思うようになったのは、ある心不全患者さんと出逢った事がきっかけです。
 その方は、病院の指示や制限が守れずに、心不全で再入院を繰り返していました。家族も医療者も疲弊してきたこともあり、療養管理(水分・食事制限)を強化しようとして施設に入所することとなり、心不全での入院は減りました。
 しかし数ヶ月後、誤嚥性肺炎で入院をされて、そのままお亡くなりになりしました。この時、施設の方が「施設では水分制限をしても水道水を隠れて飲んでいることや、脱走をしようとしたりして大変でした。」と話され、私は「病院から制限を強いられて…この患者さんにとって、生きる意味、楽しみや価値があったのか?」と疑問に思ったのです。
 この時から、こういった患者さんが何人もいることに気づき、変えたいと思いました。

 そして、自らを変え、医療を変えるために、慢性心不全看護認定看護師の資格を6年前に取得しました。そして、より専門生を高めるために2020年に特定行為研修修了者(栄養水分管理に係る薬剤投与量の調整・循環動態に係る薬剤投与量の調整)、心不全療養指導士の資格を取得して日々研鑽を続けています。

 長々と読んでいただきありがとうございました。今後は、心不全に関する知識や技術など広め、心不全患者さんが望む生活ができる世の中にしていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いします🙇🏻‍♂️

<経歴>
勤務先:3次救急を担う急性期病院
 所属部署の履歴
・循環器・胸部外科病棟:3年
・ICU/CCU:2年
新病院移転後
・循環器病棟:9年
・ICU/CCU・HCU:1年

 心不全看護認定看護師・心不全療養指導士として、重症集中領域から在宅や施設訪問まで、心不全ケアを提供しています。
 他にも医療福祉従事者に向けた勉強会や心不全の地域交流会を開催したりしています。


今後について

今後、以下の大きく④つに分けてお話をしていこうかと思います。

①心不全に関する知識編
②心不全患者さんと関わるときの考え方やコミュニケーションスキル
③心不全の療養指導編
④悩み相談室


他にも、ご希望やアドバイスなどをいただけると幸いです。

みんなで、心不全患者さんが望む生活ができる世の中にしていきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?