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劣等感と購買行動

洋服のサブスク、エアークローゼットを始めてから3ヶ月。私は、リアルの店舗でもアマゾンでも買い物をする頻度が圧倒的に減っていることに気づいた。

なぜだろう?
(これまでの私は、いったい何を買っていたんだろう?)

エアークローゼットから毎月3着服が届くから、服を買う必要がなくなったことはわかる。

だけど、それだけじゃない。服以外のものも圧倒的に買い物の頻度が減っているのだ。

よくよく思い返してみると、美容系YouTuberが最新のプチプラコスメを紹介すれば、会社帰りにドラッグストアでいくつか買ったり、必要もないのにかわいいエコバッグや雑貨を買ったりしていた。

年をとっていく自分、白髪が増えた自分、イケてない服を着てる自分、大した給料も稼げない自分。

思い当たるのは、満たされない欲求を買い物で埋め合わせようとしていたのではないかということだ。

けれど、根本的な原因は解消されていないから、いつも何かが足りない、そんな気持ちでまたものを買っていた。

エアークローゼットで素敵な服が届くようになってから、職場で褒められることが増えた。

服に似合うように、白髪も染めて石田ゆり子さん風の髪型にしたら大成功。
ほとんど褒めない妹が褒めてくれたり、職場でも雰囲気が変わったと好評だ。

ウキウキした気持ちで毎日を過ごすうちに、いつしか買い物の頻度が減っていた。

自己承認欲求が満たされているから、買い物で満たす必要がなくなったんじゃないかと思う。

必要ないものを買ってしまう時は、1度自分の心の中を見つめ直してみるのもいいかもしれない。本当のあなたは泣いてヘルプを出しているかもしれない。

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