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夜想響

照井さんの描き重ねる紡ぐ音
それに乗って白水さんの筆が走る音も
素手で絵の具をぼかす音も
会場を包む2人のセッションは
画の中の音として
音がする画として
頭に響いている


先日行った「夜想響」In 尾道 

照井利幸さんと白水麻耶子さんのお2人が創り出す世界は
会場となったSIMA Salonの落ち着いた空間と中庭の優しい景色と共に
昔の高級クラブみたいなソファーで
ゆったりと
楽しむ事ができました

まだ外が明るかった景色から
暮れていくほど浮かんでくる
お2人の姿と手 

照井さんの重ねる音
今回もどんな感じになるのか楽しみで
鳴り始めたら
また見たことのない新しい景色に乗って
白水さんの手から重ねていく色が
嬉しくて仕方がなかった

毎回新しい世界に連れて行ってもらえるけど
1人のライブ時とはまた違う世界で
白水さんとのバランスが絶妙に良くて
今この時だから出てくるものしかない状態
お互いをお互い高めあえてるセッションが
想像をはるかに超えて爆発したように
かっこよすぎる

前半1時間15分ぐらいぶっ続けで演奏されてたのも
描かれていらしたのも物凄い集中力だし
会場の時間もあっという間に過ぎていた感じにも驚きながら
少し水分補給されてまたすぐに2人の世界観の中へ戻って行く
インスピレーションのまま重ねて
筆の音が何もない所からだんだんと
海の様な森のような深い蒼い場所から白い生き物とピンクが後半につれて浮かび上がり輪郭がはっきりしていく

キャンバスに向かう背中と止まることのない両手

時折り
振り返り照井さんを確認されるシーンと
照井さんがふと目線をキャンバスに上げるシーン

互いのタイミングが合って微笑み合う
2人のアイコンタクトは

もうね
宝物ですよ
眩しすぎた

 

最後のお互いの落とし所も
優しさあふれ伝わるというか

尊かったです

あと高松の燦庫でのライブの時もかなりびっくりしてたのだけど
PAの方の技術と音の聴きやすさは
郡を抜いていて
安心して演奏されてるのが伝わるくらい
あってほしい場所に音がまとまっていて
耳も心身も楽に入ってくる感覚で
とても癒されました
また聴きたいPAさんでした

なので
あの場所で創り出した世界は
3人がお互いを信頼してるからこそ生み出されたんだなと
振り返ってます
 
会場にいらした方も
スタッフの方々も皆笑顔で
フードも美味しくて
大満足なライブでした

日が経つにつれて感動深まり写真を見返してまた良きで
(かっこよすぎて気絶してたもう1人が最近目覚めてくれた感じ)
今回も長々と書きましたが

最後まで読んで頂いた方々ありがとうございます

「夜想響」In 尾道
2023年4月8日(土)
出演:照井利幸(演奏)+ 白水麻耶子(Live Painting)
会場:SIMA Salon
Open/Start: 18:00/19:00
Food & Drink:ごはんと珈琲 アルト


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