今月のメディアあれこれ #21 浅草松竹演芸場の巻②
今回は69年8月下席から。
デン助劇団は「デン助のファイトで行け」
ボクシングジムをテーマにした話。
堀井清水.森茂樹歌謡ショウ
ラッキー7
鹿島伸月とトニーワン
東富士夫
三浦笹舟
三遊亭歌雀
森野ひろし
ベレーミヤオ.左キヨコ
大空みつる.ひろし
花園のいる.こいる
この時は騒音浪曲ではなくただの親子歌謡ショウになっていたようで。出番はセッティングが大変なのでトップに。
ラッキー7はこの時は既に結成1年目にして売れっ子。豪華ですな。ジョージ原とのコンビはアレでしたがね。
鹿島伸月とトニーワンのメンバー名が判明。けんじ、ゆきじ、こうじ、ゆうじ 5人。
三遊亭歌雀もこの時はお昼のゴールデンショーにレギュラー出演しており売れっ子。三代目の歌奴。山のあなあなの方では無い。また殆ど写真がネットには無い。
森野ひろしも大正テレビ寄席に頻繁に呼ばれていた。
ものまね以外にも珍楽器を披露していたりした。
ベレーミヤオ.左キヨコはパッとしなかったベテラン。東京漫才御三家の大空みつる.ひろしもテレビにこの時期かなり出ていた。
また前年にはグループ21も結成し伸び始めていた時期。ラストはのいる.こいる 漫才ブームが来ても売れず結局売れたのは平成に入ってからというオチ。
のいる.こいるは出番がラストが多い。
司会はお馴染み西川昇。
お次は68年9月中席。
デン助劇団は「デン助と台風一過」
ストを起こす若者と頑固親父の対立人情物。
河野さんの位置付が69年に比べるとやや上かな?
堀井清水とダイヤグループ
柳家さん助
スリートーンズ
宮田陽司.昇司
パンショウ
ハイファイミニスターズ
三遊亭歌夫
ヤングエース
花園のいる.こいる
美和天下.大平
出た!騒音浪曲!ドラムが高野宏に変わっている。
セッティングが大変だからいつも最初w
三味線にピックアップ付けてGSブームに合わせて歌謡浪曲から騒音浪曲に転身したヘンな人。
67年には歌謡浪曲だったが翌年には騒音浪曲になっている。レコードと著書もあるらしいので欲しいところ。
スリートーンズは初期メンバーでホラッチョ宮崎もいる。若菜、宮崎、高橋時代。ホラッチョはいつ抜けたのだろうか?
ハイファイミニスターズ。メンバーはチンリー角吾、黒田亜里、津田音、大幸一也。知らんなあ
三遊亭歌夫は占い漫談でお馴染み。落語家ではない。
ヤングエースは大平耕司と桜富士夫。ただ68年末に解散して成美信とコンビを新たに組んでいる。ヤングエースはドタバタコント。
美和天下大平は新コンビ。美和サンプクメチャコの弟子。解説に奇声漫才の弟子との記載あり。
司会はお馴染み佐々木つとむ。
劇団風林火山は捕物帳モノ。