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今月のメディアあれこれ #26 1981年TVシリーズ 第二弾

今回は1981年12月。年の暮れも迫った微妙な時期。
テレビもちょいと地味ですがまぁいきましょう。

8時だョ!全員集合!!

後半コントが珍しい回。フラッュw

606回目。これはフルで配信されているので見た人もいるかと思います。にしても全員集合は82年になった途端に急激にパワーダウンした感が配信なんかを追って見るとひしひしと感じます。まぁこれはコンビ間での力関係がおかしくなっていたのかなと。
例のノミ事件以降志村いかりやはどことなくギクシャクしており一応87年までは共演は続きますが、やはりいかりやが志村に遠慮しているというか気を使っている感が見ていてあります。
それでも大爆笑という番組のお陰でドリフターズというグループの活動を終わらせなかったのは偉業だと思います。大爆笑が無ければドリフは今ほど評価されていなかったと思います。
ちなみにこの回は珍しく志村けんが後半コントに出演していません。

研ナオコがゲストなら大体は志村と夫婦コントをやるのですがね。珍しい。

ダントツ笑撃隊

この回のレンダマンは阪神巨人か。

わずか爆笑ヒット大進撃をリニューアルした後に僅か10回で打ち切られた伝説の短命番組。そりゃ裏番組は全員集合とひょうきん族なんだからまぁ無理ですわな。
ちなみにこの回は最終回の1回前の回。

何が凄いってトニー谷がゲストで出ているというこの事実。70年代後半〜80年代の晩年のトニー谷はテレビ出演情報が少なく「今夜は最高!」とか偶に懐かしの歌特集みたいな特番に呼ばれるくらいだと思っていたのですがまぁこんなバラエティにも出演していたんですね。
テレ東の演芸番組にも亡くなる少し前に出演したらしいですが真偽不明。にしても81年は短命番組が多すぎます
その中でも三波伸介を無駄遣いし過ぎた。これはよくなかった。「笑点」と「凸凹」と「オンステージ」以外の番組は結局1本もヒットしなかった。なぜあれだけ一時期の日本テレビは三波伸介を無駄遣いし酷使させたのか。

日本映画名作劇場

渥美清の「あゝ声なき友」を放送。渋い。日本映画名作劇場は松竹の「男はつらいよ」以外の渥美作品を放送する傾向がありましたね。「東京ド真ん中」とか「家族」とか。解説の白井さんが男はつらいよアンチってのが要因の一つだと思いますが。

金曜スペシャル

オオカミのドキュメンタリー。渋すぎる!誰が見るんだコレ?

土曜ワイドプレゼント

民謡スペシャル!渋い!そんなのよりドッキリとか漫才とかやれば良いのですが敢えてやらないのがテレビ番外地のやり方。この民謡シリーズもいつまでやっていたんでしょう?

ではまた次回。

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