もし、ガネーシャが刺激と反応の隙間を教えてくれたら。
突然やけど自分、『刺激と反応の隙間』を意識しとる?
なんですか?いきなり。
刺激と反応の隙間と言われても良く分からないですね。
あー、やっぱりやわ。
自分に期待したワシがアホやったわ。
いやでもやで、もしかしたら もしかしたらやで、
自分さ、このワシに指導してもらってるわけやんか?
そんなやったらさ、もうそういうのって、なんちゅーかワシの指導に一生懸命ついてこう思って積極的に勉強したりするもんやん?
それやからさ、ワシもちょっと期待してもーてん、
『そんなこと知っていて当然ですよ。
崇高なるガネーシャ様に教えて貰ってる身であれば少しでもガネーシャ様に近づくために、
自ら率先して勉強するのは当たり前のことですから。』
みたいな言葉返ってくるもんやと期待してしまうっやん?
いや、でも自分は全然悪くないんやで、
期待してもうたワシが悪かっただけやし気にせんといてや!!
ガネーシャの嫌味にしか聞こえないわざとららしい言葉を聞きながら、僕は少し苛立ちながら答えた。
『いいから もったいぶらないでさっさと教えてくださいよ!!』
自分、今のそれやで。
自分な!! 今、ワシの言葉に『反応』したわけやんか。
ワシの言葉に対して『怒る』って選択をしたわけや。
まぁ、自分の中じゃ無意識な反応やったとは思うけどな。
もしそこに『隙間』があることを意識していたら、自分もっと違う反応を選択できたと思わへん?
もし自分が隙間を意識してたらワシのありがたい言葉に対して。
『なんて素敵な教えなんだろう ありがとうございます』とか言えたはずやで。
それなのに自分はなんやのん? その『反応』ないわー。
ええか、刺激と反応の隙間にはな、
①自覚 ②良心 ③選択の自由 ④想像力の4つがあるんや。
これは人間特有の才能って言ってもいいもんや。
本能で生きとる動物にはあれへん。
このことを意識しとったらな、どんな状況にあっても、どんなひどい言葉を投げつけられたとしても惨めになったり傷つけられることはないんや。
マリリン・ファンガーソンちゃんはな、こう言ってたで
『私が許可しない限り、誰も私を傷つけることはできない』