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えっ!隣のビル、ぼや?
友人より、電話。「今、ニュース見てたらあなたの住んでるマンションの隣のビル火事だって! 亅
えーっビックリ❗どゆこと?すぐに仲良くさせて頂いてるご近所さんに電話、すると、「今電話しようと思ってたのよ。すごいサイレンの音がしてて、そしたらお宅の隣のビルの二階の飲食店から煙がでてた。ものすごい人だったよ亅
ワオ、大丈夫かいな。まあ、貴重品無いし。しょうがない。私は店にいて安全だしね。携帯で火事速報みたら消化活動終わったとあったから一件落着。
火事といえば、15、6才の秋の終わり頃実家のビルが全焼になった過去有り。隣のビルからのもらい火でその当時、新聞の一面に載るくらいの大火事で大惨事。焼死者も5名程いたらしい。実家は飲食店経営していて当日の夜中に、1階の店の従業員が3階の私達の実家に火事だから逃げろと起こしに来てくれて(店は閉店してたけど.たまたま従業員が数名残ってた)
寝ぼけたまま着替えて制服と土曜日の時間割りの教科書の入ったカバンとギター持って逃げた。すると、ものすごい
野次馬で新聞社の記者が燃え盛る我が家をカメラにおさめていたら見物人がそのカメラマンを「人の不幸を撮るな亅と、けり入れてたのが印象的だった。
(ありがたいやら、かわいそうやら)そのカメラマン、カメラ握りしめたまま、転がってた(プロ根性) 私はただ、呆然としてたっけ。今思えばよく助かったわ。
従業員が隣のビルから煙がでてるのに
気づき、従業員の秋山さんが私達を、助けに来てくれて大感謝。その日は姉の親友が助けに来てくれてその方の実家に避難させてもらった(姉は旅行中)
翌日、水びたしの焦げ臭い我が家の3階に戻ったら、まあ、見事に部屋は全部、丸焦げ。同年2月に他界した父親からもらったトランジスタラジオ見つける。
焦げ臭かったけど唯一残ってたラジオに不思議な思いがした。不幸中の幸いで
実家が、もう一軒隣で商売してたビルは焼けずにすんだのでそこに移り住んで普段の生活に戻った。
てな訳で私の思い出は全て大火事で失ったせいか物には執着しない性格になりました。