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2025/02/20 “手を抜く勇気”から生まれる〜ゆるっと幸せな暮らし〜
2025/02/20
朝の空気が、ほんの少しだけゆるんでいる気がする。
昨日は夫の誕生日だったから、いつもと違うリズムで動いた分、今日はゆるっと過ごすと決めていた。
お弁当作りもお休みだし、家事も最低限。
朝の空気がまだひんやりとした時間に、ミルクティーをゆっくりと淹れる。ふわっと広がる甘い香りに、思わず深呼吸。
「今日は、のんびりしよう。」
そう心の中でつぶやいて、久しぶりにじっくりと本を開く。ページをめくる音、湯気の立つカップが最高の癒しタイム。
けれど、そんな朝の決意とは裏腹に、子どもたちが起き出す時間はやっぱり?いつも通り、いや、いつもに増してバタバタ。
「プリント出すの忘れてた!」
「お気に入りの靴下ってお洗濯中?」
「モコモコのかわいいシュシュ知らな〜い?」
「水筒!ママ〜水筒ーー!」
もっとスムーズにいけばいいのになぁと思う。けれど、よく考えたら、準備万端な朝なんて週に1回あるかないか。
むしろ、そんな日があるだけでありがたいのかもしれない。そう考え直してみる。
心の余裕は
「時間の使い方」より「意識の持ち方」
暮らし方に正解はない。…と、思っている。
「こうしなきゃ」「もっとこうあるべき」
そんな思いに縛られると、かえって苦しくなってしまう。
部屋が多少散らかっていても、子どもと笑い合える時間があればそれでいい。夕飯がちょっと手抜きになったって、みんなで「おいしいね」と言えれば十分。
誰かのやり方に合わせる必要なんてない。
暮らしの正解は、人の数だけあるのだから。
今日の晩ごはんみたいな。
自動調理鍋に材料を入れて牛すきを作り、丼にして食べる。味を少し濃いめにして、卵を落とせば大満足。
キャベツの千切りすら面倒で、作り置きをした自分に感謝してきんぴらごぼうを出しておく。
インスタントのあさりの味噌汁に冷凍のあさりを追加して、ちょっとだけグレードアップ。
全く完璧じゃないけど。でも、十分。
「ちゃんと作らなきゃ」という気持ちもあるけれど、「これでいい」って思えたら、それが一番の正解だと思う。
「無理をしない」という選択肢を持てること。
それが、心の余裕を生み出してくれる。
大切なのは
「家族の中でバランスを取ること」
「もっと丁寧な暮らしをしなきゃ」
「部屋を片付けなきゃ」
「手作りごはんをちゃんと作らなきゃ」
——そんな風に、“〜しなきゃ”に追われる日々は、知らず知らずのうちに心を窮屈にしてしまう。
でも、ちょっと肩の力を抜いて「これで十分」って思えると、急に心がふわっと軽くなる。
大切なのは「どうしたら自分と家族が笑顔でいられるか」っていう視点。誰かのやり方に合わせるのではなく、自分たちに合う形を見つけていけばいい。
そのためには、家族の中でのコミュニケーションが大事だと思っている。
「これがいい」「こうしたい」
そんな気持ちを、ちゃんと伝え合うこと。
押し付けるのではなく、伝え合うこと。
私自身、面倒くさがって伝えないことがある。
そして、勝手にモヤモヤしてしまう。
でも、それってとってももったいない。
小さなことでも言葉にすることで、家族のバランスは少しずつ整っていく。
何気ない日常の中に、小さな幸せはある
夕食後、子どもたちとおしゃべりする時間。
「今日の国語の音読はね、お地蔵様役をやったんだよ」
「あとね、立ちブリッジがレベルアップしたの!」
そんな話を聞いていると、気づく。
こういう時間こそが、私にとっての幸せなんだと。
ほんの一握りの時間だけど、大切な時間。
そう考えたら、心の余裕って、時間の使い方よりも「意識の持ち方」で生まれるものなのかもしれない。
「こうじゃなきゃ」と思うのをやめるだけで、目の前の小さな幸せに気づける。
「今日もちゃんと頑張った」じゃなくて、「今日もちゃんと楽しめた」って思える1日を積み重ねていきたい。
さて、明日はどんな幸せを見つけよう。
小さな幸せを見つける目を養うことが、
実は一番の贈り物なのかもしれないですね↓
最後まで読んでくださってありがとうございます。
今日の気づきが、あなたの気持ちを少しでも心地よいものにできていたら嬉しいです。無理なく、少しずつ。また明日も、小さな幸せを見つけていきましょう。では、また!
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