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【童話作り】工作アイディアを物語へ

◆『ねぐらぼっこ』とは

『ねぐらぼっこ』は、もともと、SUBARUさんの月刊マガジン「cartopia」へ掲載していただく工作記事のために考えたキャラクターたちでした。

“小学生向け 夏休みの宿題“ がテーマだったので、粘土や毛糸などの身近な材料で、簡単に作れる「メモスタンド」を紹介することに。


「あたま」と「おしり」それぞれに、小さな磁石を練り込むので、メモスタンドとしてだけでなく、マグネットやカーテンホルダーなど、部屋のあちこちで活躍してくれます。

巻きしっぽのやもりと、トゲトゲのいもり。
「おしり」だけ並べてみても… ❤︎


小学生たちが、思い思いに個性を発揮できるようにと、考えたポイントは 2 つ。
・暮らしの中の不思議な生きもの
・おしゃれなパンツ

計画図を描くのも楽しめるように、
見本には、細かい設定メモも加えました。

*上まぶたと下唇の厚みに、色気をまとった「スバル」くん。“六連星”にちなんで、牡牛座をモチーフに、勝手に作りました。
(公式キャラクターではありません😅)

ぼっこたちの特徴や性格。
いろいろなパンツの柄。
夢中で練っては、ぽこぽこ見本作り。
…結局、私自身がいちばんのめり込みました👍

落書きノートも、この頃は特に賑やか♪



◆文学サークルにて

『ねぐらぼっこ』を土台にして、童話作りに挑戦しようと思ったきっかけは、大学時代の友人たちの企画でした。

もともとの繋がりは音楽サークルなのですが、こちらは「文学」をテーマにした企画で、幅広く代を跨いで有志を募り、小説やエッセイなど、個々にオリジナル文学を作成して、文庫本にまでまとめてしまう、アクティブなグループ。

社会人サークルのようなものとはいえ、作家たちには企画者から毎月、進捗確認のための催促状が、これまた凝った広告調で刊行されます。
この催促状も、文庫本へ付録として掲載されるので、毎回楽しみにしている作品のひとつです♪

年々クオリティが増していく作品集を、読み手として楽しませてもらっていたのですが、2年ほど前から、作家として参加させてもらうことに!

いつかきちんと形にしたいなと思いつつ、ゆるゆる先延ばしにしてしまっていた童話作り。
彼らのエネルギッシュな意欲に便乗して、きっちりお尻を叩いてもらったおかげで、愛着満々なキャラクターたちの世界観を膨らませることができました✨

…とはいえ、こちらもすでに2年前の作品なので、ちょこちょこ手直ししつつ、noteにまとめていきたいと思います😊

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