映画「プリキュアオールスターズF」復活祭がめっちゃよかったって話
プリキュア復活祭、初日参加してきた。マジで最高だった。オールスターズFずっと観たいと思っていて、でもひとりではなかなか行けなくて、結局今回も配信待ちかと思ってた矢先にこの復活祭。もう今しかないと思って、大学の友達のひと押しもあって、今日ついに映画館デビューした。後から大学の友達に聞いてみると、この抽選に当たったのは本当にすごい事らしくて、その友達なんかは8名義送ってやっと1枠取ったらしい。抽選締め切りギリギリに申し込んで、しかもたったの1名義で当選できた自分が今ここにいられるのは「奇跡」なんだなって思って幸せだった。ありがとう。今まで何となく映画館に足を運べていなかったのは、自分の中にもまだ偏見はあって“女児向け”とか“男がプリキュアみてる”とか。特にお兄ちゃんに好きなアニメを聞かれた時に「プリキュア」って答えたら絶句されたのを今も根に持ってる。そういうこともあったけど、今回“““本当に”””行けてよかった。会場を見渡してみると自分の偏見なんて笑っちゃうくらいどこにもなくて、むしろこのプリキュアって作品が好きすぎてここまで来ちゃいましたって人だらけで。もう少しみんなのことをみてみると、推しプリキュアの缶バッチで埋め尽くされたバッグを持ってたり、推しプリキュアのぬいぐるみと一緒に観てたり、すごい人は缶バッチバッグ2つも持ってたり。きっと自分と同じように小さい頃からプリキュアをみて育ってきた人や、初代から応援してるだろう人たちもいっぱいいて、みんなプリキュアという作品が自分の人生と同じくらい大切なものなんだろうなと思った。そうだったらいいなと思った。観終わった後も身体の内側がずっとホカホカしてて、自分の落ち着かない“熱”を感じた。もちろん、映画が凄かっただけじゃなくて。舞台挨拶の方も、最高だった。キュアスカイの生声が即興で会場中に響き渡ってて、「ああ、俺やっぱりプリキュア好きだ」って改めて思うくらいテンションが一気に上がった。鷲尾さんのトークや20の質問攻めなんかは、客席側と舞台側の壁が、笑いで打ち破られて、会場全体が1つになった感覚で、やっぱり最高だった。プーカからの質問を田中さんがプーカ語で返したり、横浜市長(笑)から質問があったり。特に、東映アニメ制作陣や関係者からの質問が、今にも死にそうなくらいの面持ちで「もう、いいですか…?(震え声)」って悲痛な叫びが来てる中で、鷲尾さんが、「本当にありがとう、炭は灰になっても固めてやれば煉炭としてまた使えるから」ってまた酷使しようとしてるのを聞いて、申し訳ないけど笑っちゃった(笑)。質問を重ねていくうちに、この映画が、プリキュアという作品を、愛して、考え抜かれて積み上げられてきたんだっていうこと。初代の築き上げたキャリアを常に疑っていって、「今のプリキュアらしさとは」という問いを持ち続けながら、新しいものを生み出し続けるそのタフな姿勢に感動しました。本当にありがとう。映画のストーリー、あれをプリキュアでやっちゃうのかって思ったし、あんな展開をプリキュアに全く期待してなかったから、そういうのもあって、今回のプリキュアオールスターズFは本当に凄かった。2時間30分くらいかけて紡がれるような濃い内容を、1時間にきちんとまとめ上げられていて。起承転結の“転”からは本当に胸アツだった。でもあのネタは面白い反面、見方を変えれば全員一度“死んでる”って解釈もあるように見えて、ちょっと心配だった。欲を言えばもっとこの映画をもっと長い時間楽しみたかった。僕は今日丸の内TOEIで「プリキュアオールスターズF」映画の復活祭初日の舞台挨拶に立ち会えて本当によかった。今日この日はずっと忘れたくない。
「ときめきの日々は ずっとおわらない Lalala… 」
2024/2/1 22:09