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モンブラン

はあー、俺、何してんだろ。と。 いつの間にか、考えなきゃいけないことから目を逸らしてしまう。 遠くから、なにかへ真剣に向き合うひとの声が聞こえていつも気づかされる。 いま、目の前には食後のモンブランがある。 選択肢は2つ浮かんだ。 このモンブランを食べるか。 内省するか。 すごくモンブランが食べたくてウズウズしてる。でも同じくらいもう目を逸らさずに考えなきゃいけないこともわかってる。 やっぱモンブランを食べる。 自分でいうのも変な感じだけど、涙がでそうだった。 食べた後で、

    • 無題

      ────今は、蓄え続けています。 こういった日に晴れ姿でも見せられればよかったんですけど。まだダメでした。ただずっとあの時から悩み続けて、ここ最近はちょっとだけ見えるようになってきました。いつか腹から笑えるような日々を願いながら。 いつか            「来たる日に寄せて。」

      • 今の歌

        光の粒が まるで奇跡のように キラキラしている あの川の向こう側は どこに続いているだろう 奇跡なんて信じていいんだろうか それでも信じたくなってしまう この空が淡いように 目蓋に焼き付くほどの光 眩しすぎて涙が滲んでくる 光は誰の味方なのか 誰の味方でもないなら それでもいいから 答えてほしい 私がここから去るまでに それとも 一緒に泣いてくれているのだろうか 私に差す光があたたかなものであると信じたい

        • 無題

          パッケージの内容を確認する 人工調味料で味付けされた地球 舌の上で転がしてみる これはおいしい コスパ最強のワンコイン けど甘ったるいこの何かに自分が囚われていくような ー或る曇天の昼食にて

          希望みたいなものについて

          ひねくれ者で 不器用で 人間関係にいつも悩んでいて つい背伸びしちゃって 前を向けなくて 独りよがりで 泣き虫で 頑固で 面倒くさがりで 飽きっぽくて よく思われたくて 合わせてばかりで でも人前に出ると 頭がまっしろになって 世界が怖くて 見つけてほしかった 助けて欲しかった でももう手遅れだった はずだった …

          希望みたいなものについて

          リフレイン

          つめたい けどあたたかい 夜の海 沈まぬように 私の好きな音楽をきく 明日が来てほしくないと思った 夜は静かで心地いい 遠くの波打ち際では 行き場のない者たちが 身をよせあっている 私は何処へ向かっているのだろう あてのない日々 この海をしずかに彷徨っている 溺れてしまわぬように あの日の歌を思い出す 「なみだがとまらないのは できないからじゃない」 「それはきみが じぶんのかのうせいを しんじているから」 ひとりがいい でも誰かと一緒になりたい 雨のなか 傘をさし

          リフレイン

          思考の排水

          TRPに行ってきた。 僕もマイノリティの一員として、”仲間”と出会えるこの時間はとても居心地が良いものだったけれど、一方でトークショーを見たり東京プライベートケアクリニックのブースの壁一面に並べられていた半裸の男たちの多様性への考えが展示されているものを見たりして、なんだか違和感が浮かんできた。この人たちが声高に喋っていることって一体何なんだろう。なんでそんなに結婚したいんだろうか。なんか多様性を自分の分かる範囲でしか扱えていない、”なんちゃって多様性”になっているような気

          思考の排水

          映画「プリキュアオールスターズF」復活祭がめっちゃよかったって話

          プリキュア復活祭、初日参加してきた。マジで最高だった。オールスターズFずっと観たいと思っていて、でもひとりではなかなか行けなくて、結局今回も配信待ちかと思ってた矢先にこの復活祭。もう今しかないと思って、大学の友達のひと押しもあって、今日ついに映画館デビューした。後から大学の友達に聞いてみると、この抽選に当たったのは本当にすごい事らしくて、その友達なんかは8名義送ってやっと1枠取ったらしい。抽選締め切りギリギリに申し込んで、しかもたったの1名義で当選できた自分が今ここにいられる

          映画「プリキュアオールスターズF」復活祭がめっちゃよかったって話

          生きる

          やっぱり、世界が恐い。 目を閉じていたくなる。 手が痺れる、脚も揺れる。 頬をなぞる空気の感触を強烈に感じる。 そして、目の前が何も見えなくなる。 触れると揺らぐ心。 身体の中では音が鳴りかけようとしている。 クラッチが繋がろうとしている。 でも、今日も音は鳴らなかった。 クラッチを踏み込んだまま、アクセルをもとに戻し、ギアをNに入れる。 ただ言葉が流れていく。

          生きる

          子どもの頃と比べて 圧倒的に悩むことが多くなった けれど頼れる人が自分にはいない 迷惑になってしまうと考えるからだ 僕だって泣きたい 子どもみたいに甘えたい でもできない みんな頑張っているんだから 1人だけ甘えるなと考えてしまう 本当は好きな人の胸元に入って抱きしめられたい そして自分を肯定してほしい あなたは生きていていいんだよって けれどできない プライドが許さないからだ。 大人になるということ 大人になってしまったということ いつか来る救いを求めて 今

          無題

           面接ダメだったかもしれない お願いもしてないのにフィードバックを、 自分の弱みを見せすぎ、論理的思考力のエピソードで論理が飛躍してると的確に指摘され20分も話し続けた。正直落ち込む。汗はダラダラで頬は真っ赤。終わってしばらくの間は保冷剤で冷やし続けないと、どうにかなってしまいそうだった。  その日の夜は月がとても綺麗だった。いつものと違って、大きくて、光が強くて、金色に輝いていて。わたしもみんなと一緒にあの光のもとへ向かいたいのに、そうできない。落とされてしまう。頑張っても

          しん次元!M-〇グランプリ開幕。

          というわけで しん次元!映画クレヨンしんちゃんの感想です。 みなさんはどうでしたか? ぼくは面白かったんだけど なんか無視できない ”なにか” があった 別にしんちゃんやひろしの声に馴染めないとか みさえやかざま君たちの年季のある声に違和感を覚えるとか そういうもんじゃなかった 声と言えばもう2代目の小林由美子さんに バトンが渡されてからしばらく経つけど あの当時 ”2018年7月6日” の放送以来、ぼくは世間と一様に 変わったことに対する違和感や名残惜しさを感じて

          しん次元!M-〇グランプリ開幕。