
嬉しい「超え」だけど
最初に長女。次に長男。そして…きっとそのうち次女にも…。
さてこれは何の順番でしょうか…。
そうです。私の「身長」が超された順番の話です…!
すくすく成長するこどもたち。健診の結果を見ながら「身長伸びたね」なんて話していたのは小学生の頃。超されるのはまだだいぶ先だろうと思ってました。
しかし、まず長女に身長を抜かされたのは長女が中一の頃でした…。
ぐんぐん縦に伸びる長女。思えば長女が産まれたとき「この子は身長が伸びますよ」なんて言われたなあ…。
そしてある日、私は気付いてしまったのです。視線の高さの…違いに。
その衝撃は、はるか昔、妹に身長を抜かされた時のことを思い出すほどでした。
まさかこんな早く超されるとはなあ…。
なんてお茶を啜りながらこどもの成長に想いを馳せていたとき(すみません、これはウソです。)しかし成長に驚いていたときに
またもや気付いてしまいました。なんか…長男の頭の位置が私の肩より上にきてない?それは長女に越されてから一年経った頃。
それから更に時が経ち、あれよあれよと長男にも順調に身長を超されて私の頭のなかである映像が浮かびました。
いつの日か追い付けなくなった、かけっこや自転車。
そう、私が背中を追いかけるようになったこと。
思いがけないところでこどもの成長を感じ、喜ばしい気持ちになりつつ、ずっと繋いでいた手が離れていき、どんどん歩いていく姿を想像してちょっとさみしい気持ちにもなりました。
今回、私の身長を超えた長女と長男の姿を見てちょっとだけ願うことがあります。これからきっと視界もぐーんと広がって色々経験していくであろう、こどもたち。
様々な出会いを通じて色々な考えを知ってほしいな。そして自分という枠を固めないで、どんどん自分のなかの自分を超えていく自由さをずっと持っててほしいと、そう思います。
でも結局は、ずっと元気にたくさん笑って過ごせればそれが一番なのですが…。
それはもちろん、次女にも…。
あれ…そんなことを考えていたら次女もここ1年でかなり身長伸びている…。
来年、小学六年生。長女長男に身長を超されたのは二人とも中学に上がってからでした。
そのことから考えても次女が私の頭をてっぺんを見る日はそう遠くない未来かもしれません。
ああ、いつかいつかとは思っていたけれどついに超えられてしまう日が本当に来るなんて。
だけどまだまだ三人とも「ママ」と甘えてきてくれるのがとても嬉しいなと感じる日々です。
そしてふと思い出す母の言葉。
「いくつになっても可愛い自分のこどもなのよね」
私の身長をあっという間に超えて(超えようとしてて)きっとこれからも成長していくこどもたち。
いまみたいに段々わかりやすく甘えてくることは少なくなるかもしれないけど自分にとっては可愛いこどもたち。
これからも色々あると思うけど一緒に超えていこうね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
真夜中のカフェでした。