ローズろうやま

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最近の記事

自己紹介(X等SNS固定用)

こんにちは!XなどSNSにピン留めしておくための自己紹介を書こうかな~と思い始め、書いてみることにしました(笑)。 noteユーザーさんもぜひご覧ください。 ◆名前  ローズろうやま(横溝正史『黄金魔人』に出てきた登場人物の名前がツボで、そのまま使いました笑) ◆性別  どちらでもいいじゃん。大差ないでしょ。 ◆趣味  読書、アニメ鑑賞、野球観戦、その他いろいろ ◆投稿する内容  好きなものを好きなときに!(野球も好きですが、Xの野球ファンとは繋がりたくないので、野球

    • 横溝正史『青髪鬼』に掲載の短編※ネタバレ注意

      こんばんは!何日か前に『青髪鬼』の本編の感想等を投稿しましたが、今度は3つの短編についての感想等を投稿します。ネタバレご注意願います。 1つずつ順番に解説(?)していきますが、本当にどれも読みごたえのある作品でした。 『廃屋の少女』 泣ける話です。お金持ちで育ちが良く、心優しい少女(千晶)と、貧乏で身体が悪いが、同じく心優しい少女(真弓)の命がけの友情物語。 人はどこで誰とどんな縁があるか分からない。そんなことを思わせてくれる話でした。事件以降、真弓には身寄りがないと思うの

      • あとから自分の記事を見直すと、改行がなく読みにくかったり、淡々としすぎていて(太字で強調している部分がない)読みにくかったりなど、いろいろ気づきますね・・・。 そんな拙い記事でも読んでくださる方、ありがとうございます。 気づいたら適宜修正していきます。

        • 横溝正史『青髪鬼』を読んで※ネタバレ注意

          こんばんは。横溝ジュブナイル、今回は『青髪鬼』の感想などを投稿します。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 今回は、『青髪鬼』の本編についてのみ触れます。この作品には、本編のほかに3つの短編が掲載されていますが、どれも読みごたえのあるものでしたので、それはそれでまた今度、感想を投稿したいと思います。 この作品には、いつも通り三津木さんと御子柴くんが登場しますが、等々力警部は登場しません。また、あの白蝋仮面がゲスト出演(?)します。(白蝋仮面については過去に感想を投

        • 自己紹介(X等SNS固定用)

        • 横溝正史『青髪鬼』に掲載の短編※ネタバレ注意

        • あとから自分の記事を見直すと、改行がなく読みにくかったり、淡々としすぎていて(太字で強調している部分がない)読みにくかったりなど、いろいろ気づきますね・・・。 そんな拙い記事でも読んでくださる方、ありがとうございます。 気づいたら適宜修正していきます。

        • 横溝正史『青髪鬼』を読んで※ネタバレ注意

          2024アメリカ大統領選挙の個人的な感想

          ※この記事は、右派やトランプ支持の方が見ると不快になると思いますので、該当する方々は見ないようにお願いします。 こんにちは。このアカウントで政治のことはめったに話さないと思いますが、今回はアメリカ大統領選挙に関して、個人的に思ったことをまとめてみます。今回、私は全力でハリスを応援していましたが、接戦州をすべて落とす勢いとなってしまいましたね・・・。非常に残念です。(※この記事では、すべて敬称略で記載します。) そもそも私がアメリカ大統領選挙に興味を持ったきっかけ きっかけ

          2024アメリカ大統領選挙の個人的な感想

          横溝正史『仮面城』を読んで※ネタバレ注意

          こんにちは。今日は横溝ジュブナイル『仮面城』の感想や考察を投稿します。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 私が読んだのは、お馴染みの角川文庫ではなく、「ポプラポケット文庫」というポプラ社の児童向けシリーズのものです。文章は、おそらくですます調に書き換えていると思われます。また、このポプラ社版は『仮面城』のみが収録されていますが、角川版はほかにもいくつかの短編が掲載されているようで、そちらも読みたい…。ということで、角川版も買いますか。ポプラ社版は、挿し絵も多く、

          横溝正史『仮面城』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『怪盗X・Y・Z』を読んで※ネタバレ注意

          こんにちは。応援している広島カープは9月に大失速。昨日は読売巨人軍に優勝されてしまいました…。なかなか元気が出ない時は、読書もいいですよね。 横溝正史のジュブナイル、今回は『怪盗X・Y・Z』の感想などを投稿します。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。(以降、面倒なので「XYZ」と書きます。) 今回は、ほかのジュブナイル作品とは大きく異なる点がいくつかありました。 1.怪盗XYZは悪者ではない 『怪獣男爵』『まぼろしの怪人』『蝋面博士』など、犯人のあだ名がそのま

          横溝正史『怪盗X・Y・Z』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『白蝋仮面』を読んで※ネタバレ注意

          こんばんは。横溝ジュブナイル、今回は『白蝋仮面』の感想などを投稿します。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。また、本編のほかに『バラの怪盗』『蛍の光事件』という二つの短編も載っているので、そちらについても少し触れたいと思います。 『白蝋仮面』というのは、変装の名人で、宝石などを狙う怪盗です。若い男にもおじいさんにも、簡単に変装で化けてしまいます。ほかの作品の「まぼろしの怪人」と設定がよく似ています。また、白蝋仮面は宝石などを盗むことをおもな目的としていますが、目的

          横溝正史『白蝋仮面』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『蝋面博士』を読んで※ネタバレ注意

          こんにちは。9月になっても、まだまだ暑いですね。そんな暑いときには、ゾッとする探偵小説を読むのもいいと思います。 今回は横溝ジュブナイルの『蝋面博士』の感想などを投稿します。また、この作品は『蝋面博士』のほかにも、3つの短編が掲載されています。その短編の中でも『燈台島の怪』という話が、個人的にすごく好きなので、それについても述べたいと思います。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 『蝋面博士』とは、蝋でできたお面で素顔を隠した男のことです。人の遺体を蝋で塗りかた

          横溝正史『蝋面博士』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『真珠塔・獣人魔島』を読んで※ネタバレ注意

          こんばんは。横溝ジュブナイル、今回は『真珠塔・獣人魔島』の感想などを述べていきます。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 この作品は『真珠塔』と『獣人魔島』という二つの物語からなります。どちらの物語にも、いつもと同じように、御子柴くん、三津木さん、等々力警部が登場します。 私は個人的に『真珠塔』の話の方が好きでしたが、皆さんはいかがでしょうか?それでは『真珠塔』の方から順に感想などを述べていきます。 ◆真珠塔◆ 真珠塔というのは、ある人物(残念ながら殺害されてし

          横溝正史『真珠塔・獣人魔島』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『姿なき怪人』を読んで※ネタバレ注意

          こんにちは。横溝ジュブナイル、今回は『姿なき怪人』を読みましたので、感想などを記載します。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 『姿なき怪人』は200ページ以上の長編であり、次々に事件が起きます。無理な展開はあまりなく、「ついて行けない」という心配はないと思います。今回も御子柴くん、三津木さん、等々力警部が登場します。また、そのほかに『あかずの間』という15ページほどの短編が載っています。こちらの短編についても、少し触れたいと思います。 『姿なき怪人』というのは

          横溝正史『姿なき怪人』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『幽霊鉄仮面』を読んで※ネタバレ注意

          横溝ジュブナイルの読書感想文シリーズ(?)、今回は『幽霊鉄仮面』です。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 今回は、300ページ近くのガッツリ長編です。ボリュームとしては「長い」「飽きる」という感じは決してありませんでした。しかし、展開がかなり多く、「犯人がサメに足を食べられる」「日本を抜け出してモンゴルに行き、そこで原住民と戦う」など、ちょっと想像を絶するストーリーもあるため、「ついていけない」と思う人もいるかもしれません。 いつもと同じく、御子柴くんと三津木

          横溝正史『幽霊鉄仮面』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『風船魔人・黄金魔人』を読んで※ネタバレ注意

          こんばんは。暑すぎますね。 横溝ジュブナイル、今回は『風船魔人・黄金魔人』の感想などを投稿します。ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 この本は、「風船魔人」「黄金魔人」という、まったく別の二つの話(それぞれ100ページくらい)から成ります。どちらにも御子柴くんと三津木さんが登場します。そして、どちらの話にも挿し絵があるのが新鮮でした。また、どちらの話でも、誰一人殺されません。ちょっと怖い事件が起き、その謎を解くタイプなので、「殺人とかそういうのはちょっと…」とい

          横溝正史『風船魔人・黄金魔人』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『怪獣男爵』を読んで※ネタバレ注意

          横溝ジュブナイル、今回は『怪獣男爵』の感想などを投稿します!ネタバレを盛大に含みますので、ご注意ください。 今回は金田一先生も御子柴くんも登場せず、等々力警部と小山田博士が奮闘しますが、それについてはまったく違和感はありませんでした。 怪獣男爵という存在 「脳を移植する」という、実際はないけど、でもあってもおかしくない。絶対にないとは言えない。そんな少しSFチック(?)な設定が、何とも言えない奇妙さを醸し出しています。ほかの人の体を借りて、第二の人生を歩む…うん。ちょっと

          横溝正史『怪獣男爵』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『黄金の指紋』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史のジュブナイル、今回は『黄金の指紋』の感想などを書いてみます。※ネタバレを含みますので、ご注意ください。 怪獣男爵が出てくる話は、すごく面白いですね。『怪獣男爵』や『大迷宮』の感想なども、いずれ投稿したいです。怪獣男爵は大悪党ですが、部下の音丸は、なぜかあまり嫌いになれません…。たとえ悪党の部下でも、家臣(?)のために忠実に働き、信頼を得る姿は見習いたいと思ってしまいます。 ・犯人は途中から分かるスタイル 今回は2つのグループが、それぞれ違った目的で悪事に手を染め

          横溝正史『黄金の指紋』を読んで※ネタバレ注意

          横溝正史『迷宮の扉』を読んで※ネタバレ注意

          最近、横溝正史のジュブナイルにハマっており、今回は『迷宮の扉』の感想や、腑に落ちない点を記載します。盛大にネタバレを含むため、ご注意ください。 とても面白く、スリリングでしたが、以下の点がよく分かりませんでした。 1.一つ目の事件(誕生日の使者殺害) 使者を殺害したのは緒方ですが、降矢木五百子はそのことを把握していたでしょうか?その日は月奈児の誕生日会ですから、五百子も緒方も、全員家にいたはずです。ですから、緒方が外出したなら、五百子は気づいたはずです。いや、もしかしたら

          横溝正史『迷宮の扉』を読んで※ネタバレ注意