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20241220 T字路s 於 名古屋ちくさ座
今日は今池に来たでござる
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名古屋の今池は
大阪で言うと天王寺みたいな
京都で言うと四条大宮みたいな
『ちょっと開けてる繁華街』っす
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こちらは餃子の百老亭
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ご覧の通りの営業スタイルなので
なかなか来れませんが
今日はタイミングが合ったので超ラッキー
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こちらの餃子は
一人で百個食う人がザラにいる小ぶり餃子
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時代小説の重鎮
池波正太郎の愛した味として
昔から
名古屋のレジェンド飲食店の
ひとつに数えられています
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昭和28年に大須で創業
白菜もシャキッと立ってて
皮がとにかく秀逸
シンプルな旨味が凄いです
さて腹を拵えた後はライブでごわす
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T字路sはギターボーカルのタエちゃんと
ベースのシノちゃんの二人組である
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最初に聴いた時
一発で心を射抜かれましたです
いつか生で観たいな観たいなと思いよって
今年の正月にようやっと
神戸のロックフェスで初めて観れたのだ
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佇まいが絵になるというか
立ってるだけで画がもつ二人なんである
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咆哮する獣のようなタエちゃんのボーカル
そしてニコニコしつつも
終演まで一切喋らないベースのシノちゃん
個人的には
魂をわしづかみにされるこの感覚は
二十代の中頃に
野狐禅を初めて聴いた時以来かもしれない
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今回のダブルサイダーツアー
『ダブルサイダー』とは音楽用語で
『両A面』という意味らしく
カバーとオリジナルの二部構成ライブとの事
ニューアルバムを売るための
新譜リリースツアー(レコ発ツアー)
ではないって事ですね
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ほいで先に感想をゆっちゃうと
やる曲やる曲みんな
『うわ~、それカバーするんですか。最高っすね。音楽の好みが僕とかぶりすぎてて最高です!』
という感じでした
そして
僕の知らない曲も良い曲だらけでした
そうかそうか
やはりそういう事なんですね
だから僕は
T字路sの虜になっちゃってる訳ですね
当たり前の話ですね
そらそうですよね
と、なんか知らんけど深く納得しましたです
だってそう言えば開場時から
トム・ウェイツとかも
ゆるくかかってましたもんね
ちあきなおみの『星影の小径』
中島みゆきの『ホームにて』
ストリートスライダース
『のら犬にさえなれない』
さだまさしの『まほろば』
RCサクセション『スローバラード』
ボ・ガンボスの『トンネル抜けて』
ザ・ブルーハーツ『夕暮れ』
八代亜紀『舟唄』に
森進一の『襟裳岬』までやっちゃうのだ
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こんな名曲どもを
タエちゃんの声で絶唱されたら
そらご飯三杯では
足らんわなという話なのである
そして最近では『だが、情熱はある』というドラマの劇伴音楽も担当していたT字路sなのであるからして
ライブ後半のオリジナル曲ゾーンも
当然、最強最高の名曲揃いやったですばい
『蛙と豆鉄砲』やら
『泪橋』やら
『これさえあれば』やら
次から次へと名曲ば押し寄せよるけん
せからしかーっち
ぐらぐらこいたばい!
なんだか興奮のあまり
意味不明なニセの博多弁で語ってしまったが
要はまあ
最強で最高のライブでした
あざっした!
という事がゆいたい訳ですな
前半と後半の幕間に
タエちゃんが御丁寧にも幟とハッピで出てきて
ツアーグッズの叩き売りの実演販売まで
してくれたので
よせばいいのに
ツアーTシャツまで買いましたです
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すっかり堪能しました
本当に良いライブでした
んでライブ開場を出て味仙へ
スーパーマリオが土管から次の面に進むかのように脇目もふらず一直線に赤い看板にイン
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名古屋と言えば味仙です
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コブクロに酢豚に台湾ラーメン
ここの酢豚は豚オンリーで肉肉しい
全体的に赤くてヒーハー
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この端っこの甘酢キュウリが重要
こいつに避難しつつ
ヒーハーを乗り切ります
なんやったら
キュウリとビールを嚥下してる瞬間が
一番幸せかもしらん
これさえあれば幸せ
これさえあれば
三度の飯より夢中さ
やっとのことで手に入れたのさ
これがなけりゃ世はうつろ
そうさ誰にも邪魔はさせないのさ
すべてなくし果てても
身ぐるみ剥がされても
これさえあれば平気さ
望むものなど何もない
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