20241102&1103 岡崎ジャズストリートへ
さてさて
あいにくの雨やけんじょ
楽しみにしていた音楽イベントの
岡崎ジャズストリートにやって来ました
秋に毎年開催されるここらのお祭りです
以前にこの記事でも書いたけれど↓
僕が今住んでいる愛知県岡崎市は
『ジャズの街』なのである
(あと徳川家康ね)
プロや有志のミュージシャン
地域のサークルにボランティアに
飛び込みも入り乱れて
市の中心部がジャズまみれになる二日間
有料無料合わせて14もの会場で一気に
ブンガチャ・ドカスカ
ヴォンボロ・パラリラ
ありとあらゆる楽器が鳴っていて
バチボコプレミアム楽しいのだ
僕はあんまり観ないんで詳しくないけど
岡崎は東海オンエアも有名で
こちらはシビコ
中はこーゆー感じで
はっきし言って
『潰れかけの昭和のショッピングモール』
なんですが
ここの壁の前で
よく若者たちが自撮りしてはる
聖地巡礼ってやつなんでしょーな
シビコに入ると早速アカペラサークルに遭遇
趣味に燃えてるお母さんてカッコいいよね
子供さんが最前列で観てたりしてさ
三菱UFJ銀行の岡崎支店に入って
普段は立ち入らないような
銀行強盗や半沢直樹が通るようなルートで
銀行の五階ロビーに上がると本日は
トランペットとサックスが鳴り響いてます
う～ん、最高
そんな感じで地域の企業や寺院も
ライブ会場として解放されていて
ほいだで町中が
どえりゃあ楽しい事になっとるんだら
ほいで個人的に好きなのは
シニアなお父さんやお母さん達も
このジャズフェスの期間は
パリッとした格好しちゃったりして
イキイキした瞳で
食い入るように演奏を楽しんでるのが
なんとも良いんですよね～
ほんまにジャズの街やなと実感します
今日だけは
お父さんはハット被ったり
お母さんは着物を着たりして
そういうのを見てると
なんかこっちまで嬉しくなる
お昼はシビコの地下でお蕎麦
このお店
見ての通り
さびれたフードコートの
お蕎麦屋さんなんですが
何気に蕎麦に対して真摯に本気で
国産十割そば
そして新そば
食券買ったら席に座って
食券握り締めて待ってな
出来たら呼ぶからよ
それまでは一切こちらに干渉はするな
接客はせんぜ
あるのは蕎麦だけだ
というストロングスタイルです
じつに好感が持てます
本気で旨い穴場中の穴場なので
蕎麦食いたい時はここに来ます僕は
ジャズは聴けるわ
新蕎麦は食えるわで
まさに天国ですな
まあ天気は少し悪かったけどね
こちらは籠田公園の野外ステージ
他になんぼでも屋内でやってる
会場もあるというのに
『いや俺は私はビッグバンド編成が聴きたいから、多少濡れても構わないんだ』
というジャズに本気な観客のみなさん
(まぁ僕もそうなんですけどね、、、)
岡崎城の横のカフェでは
三線で沖縄ジャズをやってはりました
今年もTHE BLENDが来てました
会場は長蛇の列
演奏がやはり別格で
チンさんの幽玄なベース
ハクエイさんはピアノの中に手を突っ込んで弦を押さえながらくぐもった音を出してたし
本田さんのドラムソロはなんと四分
ドラムだけで四分聞かせるって本当に凄い
実際、聞きいってしまうもんなぁ、、
龍海院の会場は
NHKドラマの『カムカムエヴリバディ』や
『ブギウギ』にも出ていた
ミッチオールスターズ
こーゆー
どかんと天井の高いお堂の中で
ジャズを聴けるってなかなかないよね
大満足の二日間でした
有料ステージのライブはやはり圧巻で
段違いに凄いと毎回思う
でもでも
シビコで歌ってはった有志のアカペラや
無料ステージの社会人バンドとかも
それはそれで沁みる
犬の散歩の途中とか
夕飯のコロッケ買って帰る
道の途中でジャズが聴こえてきて
ぼんやり立ち止まって
耳を澄ませている人々
ここはジャズの街 岡崎
この街の人々はちょっとジャズにうるさい