誰でも、何度でも、やり直せる社会に
この言葉はホームレス状態にある人の支援をしている大阪にあるNPO法人「Homedoor」代表の川口さんの言葉。
昨日、仕事の後にHomedoorさんの夜回りのボランティアに参加してきました。
夜回りに参加させてもらうのは2回目で、仕事の後は初めて。体調がもつかな、と心配しながらでしたが、最後までもってくれました。
居酒屋「てつたろう」さんが提供してくれるお弁当、それから飲み物やお菓子、カイロや靴下を他のボランティアさんと一緒にセットして夜回りに。駅や公園にいらっしゃる、ホームレス状態にある人にお弁当などを配りながらお声がけをして、健康状態の把握やHomedoorさんへの来所に繋げる夜回り。
お声がけをしながら、昨日も思ったのは、おひとりおひとりが生きていてくれて良かった、ということ。ホームレス状態にあって、落ち着いて休める場所すら確保できない辛さやしんどさは想像を超えるものだと思うので、そんな中でもとにかく生きてくれていて本当にありがとう、と思いました。
自分は普通に生活をしているから関係ない、と思う人が大半だと思うホームレス問題。でも、誰でも仕事を失ったり、家族と別々になったり、本当にふとした何かのきっかけでホームレス状態になることはあると思います。私はうつ病になってもう仕事に復帰できないかも、と思った時に凄く近くに感じました。
そんな時に、誰も関心を持たない社会はきっと生きづらくて、誰にとってもしんどい社会なのかな、と。
だから、川口さんの
誰でも、何度でもやり直せる社会に
という言葉がとても重く、大切な言葉だと感じます。