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#3 運命とは思ってないんだ:星降る王国のニナ

突然ですが、私は占いが小さい時から大好きなんです。

運命とか運勢だとか決めつけられたくない!と言う人は、自分で道を切り開いていける自信のある強い人。運命のない世界は私にとっては地図のない異国に置いていかれるようなものに感じていました。

でも、仮に運命じゃないとして、選んでも良くない方向にしか行かない道だとして、じゃあ諦めるのか?
そう悩むことが最近ありまして、ちょっと運命のない世界、あるいは抗ってみる世界に意識が向いてきました。

今回紹介したいのは、講談社のBE・LOVE連載中の『星降る王国のニナ』という作品です。
こちら先日アニメ最終話が放送されました(Amazonプライムビデオで視聴できます…!)。
坂本真綾さんが歌われている、アニメのオープニング曲「nina」がとても好きなので、曲と共に本作の魅力をお伝えしていきたいと思います。

私は、運命とは思ってないんだ
奇跡って言いたくないんだ
選べるの 今日からのひとつひとつ

坂本真綾「nina」

「運命とは思ってない」のは、おそらく「奇跡」のように思えること。
そして、そのようなことが起きたのは、自分が「選んだ」からだと言いたいのではなく、そんなことが起きても運命とあえて言わない背伸びは、これから「選べる」証になるはずなんだと言うような歌詞に、今の私には感じられました。

『星降る王国のニナ』は、この歌詞そのもののような少女、ニナの物語。

星の神のごとき深き青――瑠璃色の瞳を持つ少女ニナは、その美しき瞳ゆえに、フォルトナ国第二王子、アズール・セス・フォルトナに見出される。三ヶ月後に、大国ガルガダの王位継承権を持つ第一王子のもとに嫁ぐはずだった姫巫女アリシャの身代わりとして。姫として作法を学び、美しく着飾り、大国を欺くことを求められたニナは、運命に翻弄されながら、一生に一度の恋に出会う。王宮恋愛ファンタジーの幕開け!

Palcyより

自分自身の存在や名前を奪われ、一生他人のふりをして生きなくてはいけなくなったニナですが、彼女は決して運命に翻弄されるだけの少女ではありません!

窮地に立たされ、人並みに弱音を吐くときがありながらも、なんとか勇気を振り絞り、前を向いていきます。


星降る王国のニナ 第50話より

希望を信じて膨らませていく。
未来はどうなるか分からないけれど、確かに感じられる想いや願いを大切にしていこうと思わせてくれる作品です。

そして、アズールとセト、どちらの王子と結ばれるのかも全く予想がつかないニナの未来も必見です!


こちらのリンクからアプリで無料で読めちゃうので、是非読んでみてください…!↓


アニメ版も、美麗なオープニングや凝った衣装デザインがとっても素敵に映えているので、アニメから入るのもおすすめです!


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