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”子どもの自殺„ 陰湿な暴力と苛め

私達の小・中学校の頃、子どもが自殺する…といったことはなかったと思うし聞いたこともない。先ず、自分がそんなことをしたら、と思うと両親の哀しむ姿が目に浮かんだ。

誰にでも、一度や二度は死にたいといった思いを持ったことはあったかも知れない。が、それを実行に移すといったことは聞いたこともなかったと思う。

現在は、苛めの質も変わっているようだ。メディアが報じている苛めの実態を観ると、明らかに苛めの範疇を越えて、犯罪だと思う。

学校は、何故対応しないのか?と思うと同時に、教諭も如何に対応したらいいのか…惑っているのではないのだろうか?

今の時代は教諭が児童を指導すると、児童は「教諭にパラハラを受けた」と保護者に言い付ける。保護者は、子どもの言い分だけを聞いて、教育委員会に苦情を言う。

*児童も利口になり、教諭を困らせる方法を知っている。

市の介護保険課にも、毎日のように苦情を言いにくる人がいる。本当に単なる苦情ではなく、執拗に窓口に来ては、「言いたいのはもっとも」とは程遠いような苦情をネチネチと言い続ける。

子どもの自殺に対しても、教育委員会は「苛めはなかった」と言う。
教育委員会が対応できなかったら、児童や教諭を守ることはできない。教育委員会は、体裁や立場を気にせずに警察に通報する勇気を持つことが必要だと思う。

私は3年間、市立の小学校のなかよし学級(支援学級/当時は特殊学級)に勤務した経緯があるので、現場の実態をある程度、解っています。

男児の取っ組み合いの喧嘩は、女性では中々止めることは難しかったので、隣の組の男性の教諭を呼びに行き、対応をお願いした。
原因は他愛もないことからの喧嘩だった。その学校は素直な児童が多かったので、そんなに大変な問題にはならかったと思うが、仮にどちらかの児童が怪我をしたら、何もなかったことにはならない。

 今は、フリ―スク―ルとか通信教育とか、児童の居場所ができている。これはこれでいいのかも知れないが、先ず学校の居場所を改善する努力が必要ではないでしょうか?

*今のように、小学生が自殺するような社会は、決して健全な社会とは言えない。

教諭の気持ちも理解出来る。子どもの指導をやりたくても、どこまで指導したら許されるのかは、教諭自身は判断でき難い状況にある。
 
児童相談所では、警察の少年サポートセンターと連携したり、児童相談所内に、サポートセンターを設置しているところもある。

学校、教諭、教育委員会が対応できないような犯罪に近い暴力であれば、体裁とか立場以前の問題だと思う。即、警察の少年サポートセンターに通報すべき問題だと思う。

*今の学校問題・児童の自殺について、大変心痛しています。

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