橿原神宮<神武天皇にゆかりの神社>
『日本はどのように建国されたのでしょうか?』
日本の祝日に「建国記念の日」があります。それは、初代天皇とされる神武天皇が即位したとされる日です。 ただ、あまりにも古い時代であり情報が少なく、足りない部分はつなぎ合わせて、様々な推察がされています。
そこで「史跡や神社などの情報」を集めながら、日本の建国について理解を深めていきたいと思います。
最初は「神武天皇」にゆかりのある神社を見ていきます。
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橿原神宮(かしはらじんぐう)
奈良県橿原市にある神社です。日本書紀・古事記にある「神武東征」の後に、大和の畝傍山の麓に宮を造った場所とされています。
御祭神:
神武天皇(じんむてんのう)
媛蹈韛五十鈴媛皇后(ひめたたらいすずひめ):神武天皇の皇后とされています。
創建は、明治23年(1890)とされていますので、比較的歴史の浅い神社になります。
なお、橿原神宮のホームページには以下ような記載があります。
媛蹈韛五十鈴媛皇后は、事代主神〈ことしろぬしのかみ〉と玉櫛媛との間にお生まれになった方です。
※事代主神は、『古事記』では大物主神〈おおものぬしのかみ〉にあたる方です。
※「事代主」が三輪山の大神神社に祀られる「大物主」あたるのかどうかは、諸説あるようですが、私自身は「事代主=大物主」説にしっくり来ています。
<ここからの学び>
神武天皇の皇后となる「媛蹈韛五十鈴媛」で、事代主の娘とされる方。