新屋坐天照御魂神社<御祭神:饒速日尊>
引き続き、神武東征より先に大和を治めていたとされる「饒速日」(ニギハヤヒ)について情報を集めていきます。
石切劔箭神社と同様に、饒速日を祀る神社をもう一つ。
大阪府茨木市にある古い神社で、御祭神が饒速日です。
主祭神
天照御魂大神(あまてるみたまのおおかみ)
亦の名
天照国照彦天火明大神(あまてるくにてるひこあめのほあかりのおおかみ)
饒速日大神(にぎはやひのおおかみ)
御由緒 (以下のような内容があります)
「第十代崇神天皇の御宇、天照御魂大神が現在の茨木市福井の西の丘山(日降ヶ丘)にご降臨され、同七年九月、物部氏の祖である伊香色雄命を勅使として丘山の榊に木綿を掛け、しめ縄を引いて奉斎したのが創祀」
【まとめ】
石切劔箭神社と同じく、物部一族の伊香色雄が創祀に関わっている神社でした。
驚くべきは、名前です。
「饒速日」には別名があり、
「天照国照彦 天火明命」(あまてるくにてるひこ あめのほあかり)
「天照御魂大神」(あまてるみたまのおおかみ)
という名でも、祀られていたようです。
*「天照国照彦火明命」や「天照国照天彦火明命」と書かれていることもあるようです。
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