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ポイント10倍デーを待つ
梅雨が明けた。と同時か、それよりも少し早くに、就寝時に冷房をつける日々が始まった。電気使用量が増え、7月から9月までの3ヶ月間は、電気代が高くなることがわかっている。そんななか自分ができることは、ドラッグストアのポイント10倍デーを待ち、そのときにまとめて、日用品などの買い物をすることだ。厚切りジェイソンさんが言っていた。1000円節約したということは、1000円稼いだのと同じことだと。厚切りジェイソンさんが言うのだから間違いない。たかがポイントされどポイントなのだから、堂々とポイントを稼いだり、節約に励んだりしよう。
しかし、ポイントに振り回されてはいけない。ポイントを貯めたいからと、いらないものは買ってはいけない。洗濯洗剤はこれ、食器洗剤はこれ、シャンプーやボディソープはこれ、と、いつも買うものは決めているから、それらの詰替え品を選んで、買い物かごに入れていく。ドラッグストアに長居をするのは危険である。お店の滞在時間が長いほど、たくさん買ってしまう法則があるようだから、本当に必要なものだけを選んだら、さっとレジに並んで、会計を済ませる。
日本人はなんとなくお金を使っている、今日一日の最後に、何にお金を使いましたかと聞かれても、答えられない人が多い、と、厚切りジェイソンさんが言っていた。厚切りジェイソンさんが言うのであれば、きっとそうなのだろう。お金に細かくて悪いことはないのだ。今日は何にいくら使ったかを覚えていられるくらい、堂々と、お金に細かくなろう。
最近、市の商品券を購入した。5000円の商品券で、6000円分のお買い物ができる。これは大きい。お得率が20%と書かれている。20%という数字の導き方はわからないけれど、とってもお得だということはわかる。
食パン1袋が200円に迫っているし、プリン3個入も200円近かったりする。卵10個入は300円。日用品も食料品も全部、ちょっとずつ値上げをした。ほとんど全てのものに対する支払額が、以前に比べて増えた。最初の頃は驚いたが、今はそんな状況にも慣れてしまった。慣れてしまった今だからこそ、もう一度、気を引き締めないといけない。ちりも積もればなんちゃらなのだから、ポイントは積極的に貯めよう。
子どもと一緒に行く習い事の道中に、スターバックスがある。習い事の帰り道、自分たちが歩く右側にスタバが現れ、体がそちらへ引き寄せられる感覚に陥るが、そこはぐっとこらえる。が、体が引き寄せられた感覚に身を任せ、店内に入ることもある。注文するものはいつも同じで、ダークモカチップフラペチーノのショート。555円×3人分。計1665円。私はフラペチーノに変更を加えずそのまま注文し、子ども2人分はコーヒー抜きにして、注文をする。
スタバの誘惑に負けているようでは、私が厚切りジェイソンさんになれる日は、遠そうだ。ドラッグストアのポイント10倍デーは待てるけど、フラペチーノの誘惑に打ち勝つのは、なかなか難しい。特に夏場は。スタバでトールを選んでいないだけ、節約をがんばっている、とは言えないか。