つまるってなんだ

性別:女性 当面50代 家族:あり 子供:あり 仕事:あり 自分の事も、子供の事も、…

つまるってなんだ

性別:女性 当面50代 家族:あり 子供:あり 仕事:あり 自分の事も、子供の事も、旦那の事もいろいろ悩ましいお年頃。 正解のない日々に、思ったことを書いています。

最近の記事

オトメさん

いくら歳を取っても、女の子の部分は誰もが持っているものだ。 好みの男性と目が合って、照れてしまったり。 イケメン高校生に見とれてみたり。今日の自分はなかなかいい感じ♡みたいに自己満足に浸る。オトメゴゴロってやつ。 おばさんと呼ばれる歳になっても、他者からも分かるほど「オトメゴゴロ」が溢れ出ている方がいる。溢れ出るまでになると大抵が「面倒くさい人」と認識される場合が多い。 通っているスポーツクラブで何人かお見掛けする、オトメさん。 概ね50歳は超えている。 どこに行っても平

    • 「人の思い出、他人にとってはただのゴミ」

      田舎によくある、大きな家にギッチリものが詰まった義実家で うっかりと「人の思い出って、他人にとってはただのゴミですよね」と 言ってしまった。 しばし固まったあと義母は「おお、怖い怖い」と言い返した。 別に怒ってはいなかったが、本心から恐ろしい嫁だと思ったことだろう。 家で商売を営んでいた義実家には、来客用の無数の食器や、子供たちの思い出の品まで、入る限り詰め込んである。特に義母にとっては優秀で、大学から家を出てしまった旦那の思い出のものは、すべて取ってあるようだ。 結婚当

      • むかし誰かが「●●だった」話をする人

        今まで何回か、出会ったことがある。 自分ではない誰が「●●だった」話をする人。 強烈な思い出は、義母だ。 結婚の時、両家顔合わせのあと、新卒から3年ほどローカル局の女子アナだったという義姉の出演ビデオを実家に送ってきて、ウチの両親を困惑させた。我が家は、私も姉も新卒で入った職場で仕事を続けていた。姉と義姉は同学年だ。その時義姉は、専業主婦だった。その後、話の流れでその話題になることはあったが、義姉本人から取り立てて、その話を聞いたことはない。 冷静に考えれば、就職して会社辞

        • 本当に壊れたもの

          「ねえ、洗濯機壊れているんじゃないの?」 たまたま遊びに来ていた母に言われて、そういえば最近音がうるさいと思っていた洗濯機を注視した。動いているが凄まじいガタガタ音。静音モーターが壊れているかもしれない。 共働き家庭は壊れて修理を呼んだとしても対応する人材がいない。基本疑わしい時は買い替えだ。横に貼ってある型式を記したシールには大きく 「2015年製」 買い替えの時期だろう。 これまでも何度か書いているが、うちは絵に描いたようなワンオペだ。 この洗濯機の思い出も、私が一人

          たぶん このまま埋まらない

          今年の5月に、4年におよぶ単身赴任から旦那が帰ってきた。 もうすぐ結婚して20年。そのうち単身赴任2回、年数通算8年。 一度目は、上の息子が2歳から6歳まで。 二度目は、2020年から4年間。 もともと激務で帰宅は深夜、出張ばかりで不在がち、家族で食事は月に数回。 上の子の出産には立ち会ったが、下の娘の出産時はひとりで分娩室へ。 出産が終わり助産師さんに「一人でよく頑張りましたね」って言われた時は、そんなに立ち会うもんなのか!!と驚愕した。 単身赴任はフルタイム勤務の私に

          たぶん このまま埋まらない

          胸に下りてくる、「真っ黒な」もの

          時々胸に下りてくる「真っ黒な」ものに、支配されそうになる。 嫉妬・羨望・妬み・嫉み その時々の「真っ黒な」ものの詳細については、怖くて自分でも追究を意識的に避けている。 ただ一瞬それに支配されて、一生懸命にネットで検索をしてみたり、 送られた写真を見返してしまったりする。なんの意味もないのに。 そして胸が苦しくなるのだ。「真っ黒な」ものが今を支配している。 その「真っ黒な」ものに従って、他人に迷惑を掛けたりしたことはないけど、スパイス程度に言葉に悪意を込めたり、胸の内で

          胸に下りてくる、「真っ黒な」もの

          ALLひとごと

          昔から感情移入が上手くできない。 盛り上がれないって言うのかな? 中学生の頃、3年生最後の部活のバスケ試合で負けた時、 みんな泣いていた。 レギュラーだったけど、強いチームでもなかったし、「弱いから負けた」という事実があるだけなのに、なぜ泣くのだろうと思って涙が出なかった。 同調しない人間を指摘するのが好きな人は必ずいて、「さめている」と言われた。 親になっても未だに苦手、感情移入。 だから「さっしてちゃん」が大嫌い。 口にも出さずに、自分の希望を叶えようなんて、0歳から3

          からっぽ

          詰まっていないのだ。からっぽ。 子供の時から、「つまらない」ってよく思っていた。 つまらない・詰まらない・からっぽ 満足の仕方を知らないのだろうか? 方法がわからないのだろうか。 自分でもよくわからない。 恵まれているのだろう。 日々の生活に、不安を感じたことはない。 身体もいたって健康だ。 夫も子供も、家も仕事もある。 よほどの高級品ではない限り、欲しいものは買える。 でも からっぽ感 常にアリ。 「当たり前の毎日に感謝を」 「小さな幸せを大切に」 わかっていますよ。

          順番を守る

          順番を守りたいと思っている。 自然の摂理に逆らうことは出来ないだろうが、 出来る限り順番を守りたい。 父は80代、母は70代だ。 ワタシ自身、近しい人を亡くした事はまだない。 人間の幸せって、突き詰めると順番にこの世を去って行くことではないだろうか。 年老いた年長者の順に、ひとりずつ逝くこと。 個人の人生の中身なんて知らない。わかんないし。人が幸せだったのかなんてあんまり興味もない。親となんて時代も違う、基準も違う。比べる意味もない。 ただ順番は守りたい。出来る限り。 順番

          飲む人々

          飲む人々、それは日々日々増殖している。 歩きながら、そして電車の中でも・・・。 そうそれは・・・「スタバ」(概ねコーヒーショップ購入品)を飲む人々。 朝の通勤電車の中で、飲む人々に遭遇すると思うのだ。 こぼさない?自分の服にこぼしちゃったら、この後一日テンション下がるでしょ。ましてや電車が揺れた瞬間に、人にかけたりしたらどうするの? 目的地に着くまで我慢できないの??今すぐ飲みたいんだね・・・。 水じゃなくて? 電車で飲み食いするのは子供の専売特許と思っていた。ご機嫌維持

          鳴るよね

          眠りの浅い夜。「ピー」って何かが鳴る。 う~ん。この時間なら何だろう。眠い頭で考える。 「ああ食洗機か・・・」寝る前にセットした食洗機が終わった音。 今度は違う「ピー。」トイレが節約モードに入った音。 気が付くと私は「ピー」音に支配されている。 冷蔵庫が空きっぱなし、洗濯が終わった合図。 ご飯が炊けた音。いたるところで「ピーピー」言っている。 子供の頃って、こんなに「ピーピー」してたっけ、ピーピー言うのは 子供の仕事だったはず。今の子供らは各々スマホやタブレットを見つめて

          あいじょう と あいしょう

          ワタシは母である。 望んでそうなった。子供は男の子と女の子だ。こんな時代なので、「らしさ」も意識せず、平等に扱っているつもり。愛情をもって接しているつもり・・・。上の男の子は、姉妹しかいないワタシにとって、小さい頃はとても面白く可愛かった。下の女の子は繊細さと独立心をあわせ持ち、とてもたくましい。大きくなり子供ではなく、同じ目線の人間になってきている。 そこで感じるのは、人としての相性だ。 「なんでそう思うかな~?」「どうしてそういう行動になるかな~?」 青年になりつつあ

          あいじょう と あいしょう

          個人的なお願い~夏の電車編~

          暑い 暑いですね。 なにをするのも一苦労。なにもしないで、寝ていたい。 でもサラリーマンですもの。仕方ない。 頑張っていきますよ。電車乗って仕事にね。 コロナが収束し、人々が戻った電車はやる気を奪い、疲れを倍増する。 ワタシが新入社員だったころより、老若問わず増えた同族女性たち。 昔はさ、女の子が電車で困っていると、なんとなく助けてくれる男性がいたのよ。無言でさ。「ふんわり」と手助けしてくれるジェントルマンが。 それって割合の問題だったのだと思う、今って電車内の男女の比率同

          個人的なお願い~夏の電車編~

          ~不思議魔境~仕事編その1

          今年で勤続30年だった。 でもなんの感慨もない。 遥か昔、仕事が辞めたくて仕方ないワタシは、当日つき合っていた彼氏に結婚を迫って振られた。もちろんそれだけが理由ではないと思うが、5年もつき合っていた彼氏に振られたのだから、ダメージは大きかった。 話はそれたが、結局辞めたかった職場に今もいる。 二人の子供の産休育休を繰り返しながら、現在に至る。 忙しい旦那と結婚し「だって暇でしょ、仕事辞めたら。俺いないし」と言われ、「そうだね、暇だ!!」とまた単純に思ってしまった。 それ

          ~不思議魔境~仕事編その1

          「つまんないじゃん」

          結婚が30歳を過ぎていたし、相手も物凄く仕事が忙しい人だったので、 ワタシは、子供はいてもいてなくても、どちらでもいいと思っていた。 子供については正直なところ、一番なりたくない職業は学校の先生と幼稚園の先生だったし、「好き」か「嫌い」か問われたら、「嫌い」寄りの「どっちでもない」だった。 これはきちんと話し合わないとと思い、旦那に「どうしましょうか?」 「どの様にお考えですか?」と聞いたところ。 「子供がいないと、つまんないじゃん」と言われた。 内心「私と二人でいたら、つ

          「つまんないじゃん」

          愛着のある「反面教師」

          親なんて 愛着のある「反面教師」くらいがいい。 子供から尊敬してるなんて言われたら、子育て失敗した~と思う。 こんなに近く密着した生活をして、わけの分からないマイルールを 強要する。そんな存在尊敬するわけがない。 生きてきた時代が違うし、常識も違う。それを比べたって意味がない。 ワタシに「どうしたらあんたはつまるの?」と聞いた母は、 かなりヘンテコリンだ。 優柔不断で自分の食べるものを人に決めさせるし、ピンチな状況で求めたアドバイスを簡単に前言撤回する。「さっき言ったあれ、

          愛着のある「反面教師」