見出し画像

「今更」呪術廻戦考察、日下部vs漏瑚

呪術廻戦最終巻、皆さん読みましたか?
主人公の虎杖が「エネルギー吸収アリーナ」を展開し、宿儺と最終決戦に挑むシーンは未だに激アツです

呪力ゼロ、拳のみ、勝者あり

そんな呪術廻戦ですが、宿儺戦で一つ大きな疑問が浮かびます
そう、日下部が想像以上に宿儺相手に善戦したことです

日下部は渋谷事変、死滅回遊では大した出番がなく、
五条戦では“無駄に領域対策に詳しいチキンなおっさん解説者“の印象しかないおっさんです

全読者が、「術式なしで簡易領域をちょっと使えるくらいでしょこのおっさんw」と舐めていたに違いありません

しかし、蓋を開けてみればこのおっさん、宿儺の斬撃を余裕で耐えます

あのビーム星人こと石流龍でさえ1撃耐えるのがやっと、触れられたら即死する”あの斬撃“をです

この辺でこのおっさん実は強くね?と全読者が気付きます

そして日下部vs宿儺のタイマンシーン
日下部は術式を往なすだけではなく、簡易領域を拡張し宿儺まで広げることで、”世界を断つ斬撃“のタメを潰してあの宿儺にダメージを与えたのです

その後、敢え無く切り捨てられますが、その活躍にきっと全読者が衝撃を受けたことでしょう

そこで一つの疑問が生まれます
思い返せば渋谷事変において、あの特級呪霊最強キャラクター、漏瑚が宿儺に一撃も与えられずにボロ負けしています
極の番も当たらず、火力勝負にも負け、散々な散り際でした

そんな中、日下部は気合いで宿儺に一矢報いています

ならば、
ワンチャン日下部なら漏瑚に勝てるんじゃね?
というのが今回の議題です

といっても漏瑚は”宿儺の指8本分の強さ“はあると作中で明言されています
果たして、日下部に勝機はあるのでしょうか
戦闘の要素に分けてまず分析してみます

①攻撃力
漏瑚の防御力は大して高くありません
花御以下である事は明言されており、日下部程度でも攻撃が当たればきっと倒せるでしょう
問題は攻撃が当たるかどうかです

②足の速さ
日下部は大して速く動けません
そもそも走るシーンは少なく、日車を投げた宿儺を追う時も虎杖より全然遅いスピードで追いかけています
よって、漏瑚の方が速く動けると考えられます

③簡易領域vs術式
日下部は術式を持っていません
攻撃手段と防御手段が簡易領域に依存しています
一方で、漏瑚は火山の術霊なので非常に高い火力を持っています

そこで一つの問題が生まれます
日下部簡易領域で漏瑚の術式を往なせられるかどうかです

ということで渋谷事変のワンシーンを思い返しましょう
宿儺vs漏瑚の際、漏瑚は”極の番「隕」“を発動し、日下部相手に巻き込んでいます
しかし、日下部は簡易領域で難なく耐えています(夏油の下っぱは即死した模様
また、呪術廻戦0で最大火力を持った、”極の番「うずまき」“も余裕で耐えています
つまり、漏瑚の術式なら簡易領域で全部往なせられると考えられます
また、五条相手に披露したカレキチュウによるハメ技もなんだかんだ耐えそうです

④領域展開
漏瑚は領域展開「蓋棺鉄囲山」を持っています
流石に領域に付与された術式が当たれば日下部も即死します

通常の領域展開と簡易領域の優劣関係には議論の余地があります
九十九vs羂索では、羂索の領域に対して九十九の簡易領域は簡単に剥がされています
一方で、宿儺の不完全な伏魔御厨子に対しては、三輪の簡易領域程度でも耐えられる事が描写されています

つまり、漏瑚の領域相手に日下部の簡易領域でも一定時間は耐えられるのではないかと考えられます

しかし、漏瑚の領域は追加でクソみたいな効果を持っています
領域自体がクソ熱い為、簡単に焼け死にます
ということで、領域を展開されたら流石にキツそうです

ということで、以上の議論をまとめると、
・攻撃が当たれば日下部の勝ち
・足の速さと術式を遠目から撃ち続けられたら日下部に勝ち目はない
・領域抜きの戦闘で日下部が負けることはまずない
・領域は流石にきつい
と考えられる

ということで、日下部vs漏瑚は領域を使えば大体漏瑚が勝つと考えられます
領域を耐える、若しくは領域を発動させなければ日下部が勝てると思います

領域展開時だけ隣の虎杖くんに任せて、術式が焼き切れた瞬間日下部がぶん殴れば勝てますね(そもそも虎杖1人で勝てそう)

いいなと思ったら応援しよう!