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(2024年1月)さいたま新都心でみた大道芸 その1

2024年1月の、とある日曜日に見たもの。

新年早々の日曜日、さいたま新都心へ行きました。
前日の暖かさとは打って変わって、風も冷たく冬本番。
時間は11時5分前、電車を降りて西側、けやきひろば方面へ歩いて行くと、イベントスペースやその段差の階段に腰を下ろしている人が多数いました。
人々の視線の先には、20代と思しき大道芸人のお兄さんがおりました。

大道芸でおなじみの道具を使って風向きチェックからはじまり、待っている人たちの期待を膨らませて行きます。
ぐらぐらバランスでちょっとした笑いをとったあと、さらにぐらぐら度を増したバランス芸にはあちこちから拍手が起こりました。
それからいくつかの芸を披露した後、その大道芸人の人が言うには、普段はファイアーショーをメインにやっているけれど、今回から火気厳禁になったそうです。
確かに日本中で大きな火災も多いですし、風も強いしね。
火を使った大道芸の失敗でさいたま新都心が全焼したらと思うと、けしからん!では済まない話です。
というわけで、火の代わりに電動チェーンソー。
火の代用品がチェーンソー。
食事の時に、お箸が無かったので近くに置いてあったハサミを代用して食事するぐらいの飛躍です。
それはともかく、大道芸人の人がエンジンをいれると「ヴィ〜ン」という独特の稼動音とともにチェーンソーの刃が回転しはじめました。
前列のお客さんにチェーンソーの刃の回転を見てもらい、デモンストレーションとして大道芸人の人が左手に持った空き缶が、チェーンソーによって真っ二つに。←それを使って缶ポックリがつくれそう
大道芸人の人は、チェーンソーを右手に、左手にはリンゴと大きなナイフ。
カメラやスマホを構える人々。
観客の数も、いつのまにか増殖してます。
そして、、、形も重さもちがう三つのものを、みごとお手玉しました!
おー!!という声。
迫力。
大道芸というのは、やはり生で見るもの。

最後に、4人の男性客の協力により6mぐらいありそうな棒をセッティングしました。
四方から支えられた棒にするすると登ると、それを使用しダイナミックでアクロバチックなポールダンスみたいな芸が始まりました。
かつて2015年と2019年に、二つの大道芸の世界大会でチャンピオンとなったというパフォーマンスとのこと。
パフォーマンスの難度に合わせるように、歓声も大きくなり、人々の目は釘付けに。
Never Enoughの曲をBGMにポールの頂点、お客さんは上空を見上げるような高さに大道芸人の人は立ちました。
なが〜いけん玉に続き、三本のジャグリングを成功させ、ショータイムは終了。

小慣れたトーク、その披露された芸、鍛錬の賜物なんだろうなぁと思いました。

(2024年1月)さいたま新都心でみた大道芸 その2につづく


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