100分で名著(NHK)「心の傷を癒すということ」
昨日は、大学の諸先輩方の懇親会にお邪魔させていただいて。
ぜひ読んでということで、NHK「100分de名著 」のテキストをいただいた。
今回の名著は
「心の傷を癒すということ」
柄本佑さん主演でドラマ化されている。
私の中で柄本佑さんの存在が、爆上がりした作品だ。
原作は読もう読もうと思いはしたが、まだ読んでいない。
で、NHK+で最新の「100分de名著」第三回を見たのだが,
朗読が北村有起哉さんなのずるいわ!
ギャルの皮を被った震災ドラマ、朝ドラの「おにぎり」の避難所のシーンとか、娘を亡くしたナベさんのこととか、思い出されてしまう。
親友を亡くしたアユ、どんだけ頑張っても地震が起きたら全部無くなると言っていたユイ。
朝ドラの副読本か!?
いや、この名著なども踏まえて、「おにぎり」は作られてるんだな。
その後、NHKオンデマンドで探して、第一回きら見直して。
第二回の、家族を亡くした子供達のこと。
見ていて涙が止まらなくなってしまった。
今も電車の中でこれ書きながら、思い出して泣いてる。
阪神淡路大震災から30年ということで、NHKで深夜に過去のドキュメンタリーなどが放送されているのを何本も見たけど、「頑張ってる」って視点の物が多くて、心の傷を深く掘り下げたものは見かけなかった気がする。
恐らく当時は前を向くのに必死で、辛いことに目を向ける余裕が無かったのでは。
番組でも言っていたのだけど、「トラウマ」「心的外傷」って言葉が一般的になったのは、阪神淡路以来だと。
トラウマについては思うことがあるので、また別に書こう。
そろそろ職場の駅に着くので。
全然、関係無いかもだけど、ガスのマイコンメーターが普及したのも阪神淡路きっかけだっけ?
東日本大震災の時には、マイコンメーターは当たり前だったよね。
ガスもれ感知して、勝手に止まるやつ。