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【導入事例が増加中】リユースの代表的なビジネスモデル「買取サービス」について基礎から解説します!
こんにちは!
二次流通で、顧客とのつながりをつくる『Selloop』の長谷川です。
今回は、新たにリユース事業への参入を検討し始めている企業のご担当者様に向けて
「買取サービスのメリット/デメリット」と「代表的なフローと具体的事例」
について解説していきます。
1.そもそも「買取サービス」とは?
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「買取サービス」とは、顧客の使用済製品を買い取るビジネスモデルのことです。
例えば、いわゆる下取りのような、新品販売時に顧客が使用していた商品を買い取ったり
買取申込の窓口をオンラインや店頭で設けた上で、査定したうえで買い取るといった形があります。
2.「買取サービス」を行うメリット
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買取サービスを導入することによって、顧客接点を増やすことができます。
顧客接点が増えれば、新品販売や買い替えサイクルを強化できると考えられます。
また、リユースの促進というサステナブルな取組を通じて新たなブランドイメージを示すことによって、顧客の自社ブランドに対する愛着を高めることもできるでしょう。
3.買取サービスの流れは?
一般的な流れとしては
①自社が買取サービスを告知する(買取提案)
↓
②顧客がそれを受けて買取の申込を行う
↓
③自社から査定額を提示する
↓
④顧客が査定額を承認する(買取成立)
↓
⑤顧客が買い取り金額を受け取り、自社が商品を引き取る
というものになります。
訪問や店舗への持込を通して実際の現物を確認して査定する場合もあれば
オンライン上で査定する場合もあります。
4.具体的な事例は?
「買取サービス」を行っている代表的な事例として
『Apple』とアパレルブランド『lululemon』のサービスが挙げられます。
①Apple Trade In
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こちらのサービスは、Apple製品の下取りを行う買取サービスです。
使用中の端末はいつでも下取りに出すことができ
下取り額分はAppleの製品やサービスの購入に使えるギフトカードで受け取ることができます。
下取り額もシンプルなUIで確認ができ
集荷回収でも店舗への持込でも下取りが可能な設計となっています。
②lululemon Like New
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こちらは、lululemonというアパレルブランドが行う、使用済の自社製品の買取サービスです。
顧客は、状態の良い買取対象であるlululemon製品を近くの店舗に持ち込み
査定後に商品種別に応じて、$5~$25分のEギフトカードを受け取ることができます。
アメリカでは、この企業以外にも多くのアパレルブランドが自ら使用済製品の買取サービスを開始しています。
5.買取サービスを行うデメリットは?
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買取サービスを導入するにあたってのデメリットとしては
それ相応の知見をもって設計をしなければ、リユースビジネスの利益効率が悪くなってしまうことが考えられます。
また、粗悪なリユース品の流通や、コンプライアンス違反によって
ブランドイメージを棄損してしまうリスクもあります。
更に、買取の際には古物営業法への対応のためのリソースが割かれることも
考慮する必要があるでしょう。
6.デメリットを回避するためには…?
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いかがでしたか?
リユースビジネスはメリットも多く、導入事例も増えている一方で
実際にやるとなると、専門的な知見やノウハウ、リソースが必要となり
自社で全てを実行するのはハードルが高いということがお分かりいただけたかと思います。
そこで、二次流通支援サービス「Selloop」では、PoC実施を含めたリユースビジネスの立ち上げを
ビジネス設計のコンサルティングや各種開発・制作の代行、業務BPOによって支援しています。
もしこの記事をお読みになって、リユースビジネスの実施にご興味を抱かれた方は
Selloop webサイトより『noteを見た』とお気軽にご相談ください。
御社の現状から、リユースビジネスの実施までを
デメリットを最小限になるよう、手厚くサポートさせていただきます!
この記事が、御社のリユースビジネス参入の契機になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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