見出し画像

ワンルームマンション投資3年目第2話 2軒目を買ってしまう(新成トラスト 新大阪)

前回までのあらすじ

  勢いで大阪一等地のワンルームマンションを買ってしまった。世間ではワンルーム投資の評判は悪いものの、セカンドオピニオンを受けた結果、悪くない物件であることが判明。安堵する。

まさかの2軒目の営業

  話はまた、2021年にさかのぼり、プレサンスと書類についての打合せを行う。そこでプレサンス営業マンの「ポテトチップくん」が、新たなカタログを取り出す。「プレサンス」の「天王寺区」の物件だ。「ワンルームマンション不動産買うなんて、ポテトチップ買うのと一緒ですよ!いっちゃいましょう!」とポテトチップトークに乗せられた。しかし少し不安があった。今でこそ「あべのハルカス」などが立ち並び、成長要素のある天王寺だが、実際に10年以上前に足を踏み入れた時の、あの独特のスラム街みたいな光景が頭をよぎった。しかし、あべのハルカスあるし、まあいいかと、仮審査を申し込む

数日後、新成トラスト現る

  数日後、電話がなる。知らない番号にはもう出ないほうがいいのだが、出てしまうのはひとりぼっちの寂しさを紛らわすためだろうか…
  ガチャ
相手「わたくし、新成トラストの「ねずみ男」と申します。大阪のワンルームを…」

 私「あーもう、私、プレサンスの2件目を契約進めてまして…

ねずみ男「そんなこと言わずに、話だけでもお願いします!」

私「はあ。」

 ここでホイホイ行ってしまった心理はいったい何だったのだろう。

(ファミレス)

ねずみ男「今回は話を聞いてくださり、ありがとうございます!ほう、既に物件をお持ちで!いいとこですねえー!で、次は、、天王寺ですかー、あー…」

私「やはり天王寺はアレですか…?」

ねずみ男「そうですねえ。天王寺はこれから成長しますから投資案件としては、大変面白いのですが…その地域性からリスクもその分あったりして……云々」

なんということだ。ねずみ男の奴、こちらの思考を読んでるのか?

そこで、ねずみ男と、部下の若手社員「鬼太郎」が、ワンルームのカタログを広げる

ねずみ男「プレサンスマンション持っているなら話は早い!
・うちは新大阪!バス停目の前、再開発もはじまりますよ!(2024年、確かに動き出した)
・都市計画道路も計画されていて、わずかにエントランスがかかります。そこで、ローンもわずかに軽減されます!
・物件視察費用も負担します!ぜひみにきてください!案内します!
・確定申告もやります!プレサンスさんのもまとめてやりますよ!
・プレサンスさんは、月々数千円のマイナス収支ですが、うちはなんとプラス収支が基本です!
(実際、本当にこれで現在相殺されている)
・プレサンスさんより低い金利の銀行ですよ!
・既に入居者様がいます!几帳面な方ですよ!」

と、ポテトチップくんもビックリな営業トークであった。

ねずみ男「でも、天王寺の団体生命保険審査中なんですよね?それが終わってからにしましょう…」

さらに数日後

プレサンスのポテトチップくんの上司である「ビッグボス」さんから電話が。どうやら銀行ローンや、団体生命保険落ちたらしい…

それを聞いたねずみ男、ここぞとばかりにどんどんと手続きを進め、機動力を活かし、さらに部下の鬼太郎も若くして機転が効き、とんとん拍子で契約してしまった。チーン。

あー、ポテトチップくんとビッグボスが聞いたら怒るだろうなー……

当然怒られた。ビッグボスさんは器が大きかったので、一時で済んだが、ポテトチップくんは事ある度にこれを引き合いに出してくる器の小ささ!

そもそもポテトチップくんが、リスク部分、都合の悪い部分をまったく説明してないから、新成トラストがそこに便乗したんだぞ………

物件案内

 契約後、物件を観にいった。新大阪駅から鬼太郎くんが運転して、新築(厳密には中古だが)のマンションを観た。すごい!セキュリティは完璧だし、バス停目の前、新大阪も近い、再開発始まる、そして旅費をゲンナマでもらう。社屋にも案内してもらい、その夜は大阪名物の鉄板焼き、お好み焼き、牡蠣焼き、たこ焼きをご馳走になる。お店の野球中継では、球場に「新成トラスト」の文字が!

最強かよ。。と、宿に泊まり帰路についた。

終わりのはじまり

  ある日鬼太郎からLINEが入る。ねずみ男が家庭の事情で退職したのだ。
  
  さらにその一年後、その優秀な鬼太郎も、この仕事が合わないのか、退職の挨拶があった。ちゃんと引き継いでおくとのこと。

 そして鬼太郎の後任の「ぬりかべ」から電話で挨拶がある。この「ぬりかべ」、LINEの返信は遅いわ、いいかげんだわでかなりムカついた。
  まあ、物件視察旅費もらえるしいいか、と思ったら
ぬりかべの奴は「旅費を出す規定はありません」とのこと。

はあ?
ふざけんな!

  新成トラスト本社に電話凸する。新成トラストは電話応対窓口は非常に人間味があっていい。もうこの人が担当でいいよ。

  そして、ぬりかべの上司の「ぬらりひょん」が電話にでる。
  「申し訳ありません。旅費などの件は、ねずみ男
が行き過ぎた営業をしていたもので、自腹で負担していたのです…確定申告はこれまでどおり、弊社税理士が行いますので…ご勘弁を…また、ぬりかべもまだ新人ゆえ、まだ見守ってください…」

私「ふざけんな!ねずみ男の責任は、新成トラストの責任だ!ねずみ男と契約したわけじゃない!企業が責任とれ!」

………とまあ、並行線になるが、
確定申告はしっかりと「ぬりかべ」がやってくれている。

そして2024年9月

  新成トラストのやり方に不満をつのらせ、長文の要求メールを送る。

  数日後、「ぬりかべ」から電話が。メールで返せと言ったところ、電話のが早いからいいらしい。ポテトチップくんといい、不動産屋はどうしてこうなんだろう。何なら録音してもいい、とぬりかべは言う。
  ここで違和感に気づく。ぬりかべは成長しており、話術、知識、接客能力がかなりレベルアップしていたのだ。なんとも自信に満ち溢れた頼れるオーラが電話越しに伝わってくる?

 うーん。これなら任せていいかもしれない。旅費の件は引き続き文句を言うけど。

新大阪、十三再開発はじまる

 2024年9月ころの記事で、再開発がはじまった!
これはデカいぞ!
……なんで、ぬりかべは教えてくれないんだろう?
このへんがダメ!

  新大阪エリア再開発記事


ワンルームマンションを契約する前に

前回も紹介しましたが、我々は宅建業者ではないので、契約する前に、「プロ」に相談しましょう!
今回は「収益マンションソムリエ」さんです!

マンションのセカンドオピニオンだけでなく、事前相談、また生活の困りごとも、無料で相談に乗ってくれます!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?