アーミーズオンパレード2024 AOS ディスプレイボード部門 製作記
手洗いをしっかりしよう!どうも「げんかい」です!
展示させてくれた大宮ストアさん!
大宮ストアに
足を運んでくれた方!
作品を見てくれてありがとうございます!
アーミー選び
このとき(2023年末)に発売されていたのが「シティ・オブ・シグマー」のボックス販売が終わり、バラ売りが発売開始された頃でした。ウォーハンマーにしては珍しい、人間が主体のアーミーなので、「ファイヤーエムブレム」みたいに作りたい!と思ったのがきっかけで決めました。
ちょうど敵役の混沌の戦士たち「スレイヴ・トゥ・ダークネス」のバトルフォースも発売され購入し、いい感じにファイヤーエムブレムっぽさがでるんじゃないかと思いました。
ジオラマ風につくろうとしたきっかけ
とある出来事から、島根県浜田市にある「地球堂模型」さんの「帝国防衛軍地球堂連隊支部ウォルター広報官」(以降、「ウォルターさん」と呼称する)へ会うために、はるばる東京から飛行機で行きまして、ウォーハンマー関連商品を買う予定でした。
浜田駅前は、少し寂しい感じでしたが、すぐに活気のある「地球堂」
(別名:帝国防衛軍地球堂連隊支部)が見えてきました。
「模型」の文字がエモいです。
まさかのラインナップ!
お店につくと、店長とウォルターさんが迎えてくれました。
ウォーハンマー商品はそれほど品揃えは多くありませんでしたが、
・スプレー対応工作室がある!
・グリーンスタッフワールドのレジン製品がある!(スペイン製品)
・マスターボックス、ミニアート(ウクライナ)など、通販でしか買えないような海外プラモが並んでいる(これは本当に見たことがない)
・都心ではもう売ってないようなガンプラがある!
・ミニ四駆用品が多い!モーターテスターもある!
・オリジナル商品(地球堂ステッカー、地球堂万能定規など)がある!
・そして、写真のジオラマ用品が大量!
というわけで、お試しにジオラマ用品を多く買って、大荷物になってしまったので、配送してもらうことにしました。
ウォルターさんには、帰りにお寿司屋さんを紹介していただき、日本海のお寿司を堪能しました。
イメージ図の作成
アーミーズオンパレードに向けて、せっかく、ジオラマ用品を買ったので、あらかじめ絵を描いてみることにしました。例えそのようにうまくいかなくても、絵がうまくなくても、材料がたりなくても、縮尺がめちゃくちゃでも、平面イメージ図でも、文字でも、アイデアなど、なんでもいいんです!
というわけで、この時は、あんまり考えずに書きました。寸法も、ゲームマットに合わせて、適当です。書いた日は2023年12月28日でした。
スタイロならべ
とりあえずミニチュアを作ったら、スタイロを並べてみる。それだけで楽しいのです。
石膏で岩肌の作成
地球堂さんで買った「石膏型枠」で、崖をつくってみます。石膏工作は、「あまった石膏水を、流し台から流したら排水管が詰まる」などネガティブなイメージがあり、手が出ませんでしたが、まずはやってみないとはじまりません。
石膏の計量、攪拌
石膏の製品にもよりますが、ほぼ1:1の配合で 少し多めに作っても大丈夫です。(最悪は自治体の指示に従った廃棄)アマゾンなどで、予備の石膏も買っておいてもいいでしょう。
流し込み
写真はAmazonで買った、小さい岩のものですが、流し込みをします。1時間ほどで硬化しますが、2時間くらい置いて硬化させました。
崖の完成
どんどん崖が完成します。同じ形ですが、並べても違和感はありません。
(ちょっと隙間ができてしまいましたが・・)
ちょっと失敗したのが、付属の岩用の塗料がもったいなくて、絵具で灰色に塗ってしまい、岩っぽさが失われてしまったことです。シタデルカラーなら、アグラックスアースシェイドやナルンオイルを3倍くらいに薄めてちょうどいいくらいかもです。
発泡スチロール加工は、ウォルターさんのアドバイスで、AC電源を使うタイプの「発泡スチロール熱カッター」が非常に活躍しました。カッターナイフでやっていたら、心折れていたでしょう。
スタイロフォームの間詰め
スタイロフォームに色を塗って、バラストや、カラーパウダーを撒いていきますが、なかなかうまくいきません。
ウォルターさんにアドバイスを求めたところ、
石粉粘土を水で溶いてスタイロフォームに塗ることで、スタイロフォームの微細な穴をふさぐことができ、
・塗料、粉が乗りやすくなる
・ラッカースプレーを吹いても溶けなくなる
これは目からウロコでした。石粉粘土はそれほど高くないし、ジップロックに入れれば開封後も長持ちするので買いましょう!
草地に便利なアイテム
どうもカラーパウダーだけでは、草原の表現がイマイチなので、ウォルターさんに相談してみた。
「takedaの草はどうでしょうか」
・・なんかやすっぽそうだな・・。実際安いし
これはすごい!
発泡スチロールカッターと合わせて、
こんなものができた!
①発泡スチロールカッターで切る
②石粉粘土水を塗る
③ラッカースプレーを吹くか、絵の具で色をつける
④takedaの草を糊、ボンドなどでつける。
す、すごいぞ!takedaの草!
シタデルの草やパウダーと合わせれば、かなりのものができると思います。おそるべしウォルターさん
水底塗装と、測定
スタイロフォームの隙間にも石粉粘土を溶いた水を塗り(レジンが漏れないように)、水底カラーを塗っていきます。
ここで失敗したのが、水の中に岩を置いてしまったことで、気泡ができてしまいました。水を入れる容積を測るには、スマホの「測定アプリ」があると、非常に便利です。
ディープウォーター(レジン 危険物)
湯せんをし、2液を指定の配合比で混合します。レジンはとても有害なため、手袋、換気が必須など、ハードルが高いですが、ちゃんと説明書どおりやってみると何とかなるものです。
水面ができた
ディープウォーターが漏れてしまった。
川の下流を、プラ板、マスキングテープ等で塞いで養生していましたが、
なんと、漏れてしまいました。
不幸中の幸いなのか、漏れた下はサイズ測定用のゲームマットを敷いていました。そのマットとレジンが完全にくっついてしまいました。ノコギリで切るにしても、力の入れ方が厳しい!
ここでまた、ウォルターさんに相談
「ゲームマットをそのままスタイロフォームに糊でくっつけて、周囲を切ってしまいましょう」
これが結果的に、ゲームマットにより、スタイロフォームの水平方向の脆弱さが強化されました。ゲームマットの切断は、大型のハサミを使いました。
とりあえず、ディープウォーターはかなり浸透するため、生半可な養生では漏れてしまう・・ということだけ覚えておきましょう。予め切ることを前提としたプラ板や厚紙やガムテープなどで何重にも塞ぐことなどが必要かもしれません・・・・
滝の製作
透明プラパイプを並べます。水面ができたことでテンションが上がり、すっかり測定するのを忘れてしまいました・・・。長さがバラバラに・・・ちゃんと測ればよかった。
ジェルメディウム塗布
ジェルメディウムは硬化後、透明になるのでひたすら待ちます。
このプラパイプの使用は、「瀬川たかし」先生の「ジオラマ」を参考にしたのですが、先生はプラパイプを火であぶっていました。その行程を端折ってしまったばかりにちょっと不自然に・・・。
仕方なく、ジェルメディウムよりも固練りの「スーパーヘビージェルメディウム」を何回かに分けて塗布し、何日か養生後、自然な滝っぽくなった気がします。
完成
という感じで、ウォルターさんのおかげで、長くなりましたが完成です。
アーミーズオンパレードへの展示(大宮店)が2024年9月28日ですが、2024年5月末頃にはほぼ出来ていました・・。
宣伝?のため、地球堂ステッカーを見張り小屋に貼らせていただきました。(間違えて、反対側はさかさまに・・・)
地球堂模型さんで買ったもの、ウォルターさんのアドバイスまとめ
・ディープウォーター
・石膏型枠と、石膏
・絶版のAOSアーミーユニット
・takedaの草がコスパ最強
・発泡スチロールカッターで簡単にスタイロフォームが切れる
・石粉粘土を水で溶いてスタイロフォームに塗ると、
ラッカースプレーで溶けなくなり、パウダーが撒きやすくなる。
・ゲームマットとスタイロフォームを一体化することで、スタイロフォーム
の水平方向の脆弱性(引張強度)の強化が可能
ミニチュア購入店舗「クラフトステーション」(岡山県)
今回使用した「シティオブシグマー」のミニチュアやテレインの大半は、クラフトステーションさんで購入しました。商品がほぼ10%引きで、送料も一定額以上で無料と、大変お得です!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アミパレ終了後は、これを使って「ウォークライ」をやってみたいな~と思ってます。
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