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仕事と不妊治療
FT手術をするのに限度額認定証が必要だったこともあり、上司に不妊治療をしていることを打ち明けた。
同じ部署で働く同僚には先に不妊治療をしていることを伝えていて、手術後も気づかってくれた。
人工受精になると指定された日に通院しなければならず、仕事との両立が不安だった。
急に、同僚に休みを代わってもらったり、午前中で仕事を退社して病院に向かったりと迷惑をかけたと思う。何度予定通りに生理が来いと思ったことか。
自分の体は思い通りにはいかない。
迷惑をかけつつも人工受精卵までは仕事と不妊治療を両立することができていた。
上司と同僚にしか不妊治療をしていることを伝えていなかったが、伝えてよかったと思っている。
伝えていなかったら人工受精はできなかっただろう。
人工受精卵では、まず生理10日から13日の間に受診。
排卵日である人工受精当日。2日後の排卵確認で受診。
最低でも3日は受診が必要だった。卵胞がなかなか育たなかったらもっと通院回数も増える。人工受精当日は午前中にしかできず、ずらすことはできなかった。
女性の多い職場だったこともあり、女性である上司と同僚は理解してくれていた。
女性の多い職場だからこそ、妊婦も数名いて職場で会うのが辛かった。
コロチンで不妊になるのが嫌だから打たないという妊婦、悪阻で数ヶ月休職している妊婦、にこにこで妊娠経過報告をする妊婦、、、
私、不妊治療してるんですよね〜😇
いえなかった。
言ったら気を使われてしまうと思ったから。
妊婦はいいな〜って思っていた。
妊娠したことのある人の気持ちはわからないけど、不妊治療している人の気持ちも当事者でなければわからないと思う。
4月から不妊治療が保険適用になったことで、不妊治療に対する理解が増えたらいいなと思っています。