さらなる高みへ
「ああン、イイ!オチンチ◯好きィ❤️」
最後のフィナーレだ。
ベッドで楽しみ、
身体を洗い
お風呂でイチャつき
マッ◯の挿入で…
「ああ、うん、水穂、もういいよ」
「うん、手でしよっか?」
「いやいいよ。ありがとう」
身体を外して、ゴムをとり、タオルを身体に被せて、シャワーを流す🚿
「ああ、あったけー」
「ふふ、寝ちゃいそうだねー」
「寝ていい❓」
「ダーメ❤️」
ちょうどコールが鳴り、お風呂に入れて
見送った。
控室に戻ると、アンさんと葉が話している。
また夜職界隈の話だろう。
他はいない…
「外国人のお客さんかーアンさんどうすっか?」
「私はちょっと考えられないわね」
「人が減ってるわけですからねー
だから外国人労働者をどんどん入れてるわけで
まぁ時代の流れっすねー」
「まぁ吉原は浅草とかが近いし、観光の流れでね、川﨑は大丈夫でしょ」
「アンさん、それでいいんですか?」
「え」
「川﨑だって都心に近いし、いくらでも
外国人は通りますよ。むしろビジネスチャンスを吉原に取られてるんですよ!」
「まぁまぁ水ちゃんさー言いたいことはわかるけどさ、あたしらの世代で外国人のお客さんってありえないって時代だったんだょ」
「トロピカルのメンバーとして、感覚をアップデートする必要あると思いますけど」
「なかなかさー感覚と理屈が整合するのに
時間かかるんだー」
「葉、いいよ、私になにか言いたいことあるんでしょ」
「天蠍宮の風習…もうやめませんか?」
「うん、確かにねお客さんが限られちゃうけどさ、この風習を守って何十年も天蠍宮を愛用してくれるお客様もいてね」
「別にそれはそれでいいじゃないですか」
「そういう守ってくれてるお客様を裏切ってしまうことはとても不誠実なことよ」
「うんうん、白けちゃうよ。急になんでもオッケーにしたらさ」
「アンさんはそれで良くても、次の天蠍宮の娘が大変じゃないですか」
「まぁね、私も講習員で残るから、アフターフォローしながらやっていくしかないかな」
「もういいです」
話にならない…現状を変えない人間に
イライラする…
もっともっとトロピカルを栄えていかなきゃいけないのに、旧世代の化石たちが足を引っ張る…
私と麗菜ちゃんでどんどん部屋を埋めてしまえばいい…
やる気のない腐ったリンゴはどんどん排除しなきゃダメだ‼️
イヤホンをつけて、渋谷飛燕の謝罪会見を観る。
薬物に手を出してこんなに早く出てくるのか。
芸能界はありえない…
当面は舞台で活動…茨の道
笑わせんなよ!
「ゴホ…」
喉の調子が…
了