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塗装屋の兵たちNo9

茨城県から塗装のまとまった仕事がある横浜に戻ることになって
当時からネットで知り合った女性理Eが
車を買ってくれたんだ。
エブリィワゴンが納車して塗料を積むにはもったいない感じがした。
なんて優しい女性なんだと、
関心していた矢先三日後に車に突っ込んで廃車になってしまった。
申し訳なく理Eに謝るが許してくれず、
しまいには別れ話になっていったんだ。足の車が無くなり裸一貫になりながら横浜に初期費用5万円で移住することになった。
暫く辛抱しようと不便な場所だったが
我慢したな。まだ新しいアパートだったが狭くて家財道具を置ききれず
ロフトに寝ていた。
通り道も洗濯機がドラム式だったので
ますます狭くなり仕事いく時など荷物を先に玄関に出してから通り押し込んだような状態で生活をしていた。
仕事は真面目に毎日行って帰りを繰り返すが不便さから安い軽自動車を買い
通勤に使用していったんだ。
繋ぎの車で次はリース車の審査が通りまともな車が乗れる様になっていった。ターボで早いしNboxには嬉しく思ったな。仲間に馬鹿にされてポンコツを我慢して乗り継ぎ、次はヤサをもっと綺麗で広い所だと思い仕事に励んだんだ。
つられてネットで知り合った女性K美と出会った。最初はSex三昧でやり過ぎて先っちょが痛くなる程だったな。
真面目なK美が仕事を手伝ってくれて駆け出しから色々協力してくれて感謝している。
横浜駅近くにマンションを借りて
わりかしのびのびと生活していたんだ。まもなくするとK美がうちに移住してきた。観葉植物が好きでバルコニー部屋中緑一色になりマイナスイオンを感じていた。真面目なK美は部屋をいつも綺麗にしてくれて脱帽だった。現場や現調も一緒に行動することで色々な角度から見た事などを覚えてくれたら嬉しく思いどこへも一緒だった。
現場でも外壁を一生懸命ローラーで転がし洗浄もなかなか真面目だった。
一番良い所としては時間を必ず守る事であった。逆としては私が注意するとシケて涙するところであった。
そんな事は慣れていくだろうと思っていた。
K美は47才のショートの似合う女性だった。
猫や犬、小動物、観葉植物、など生き物を物凄く可愛がり思いやりのあるコ〜であった。
ある夜看板制作を一緒に仕事していると
やっても無い事を出来ないと言う事を
叱ると妹にオレが怖い、と言ったらしく深夜眠っていると丑三つ時にピンポン、出ると妹が心配してきたんだ。
迷惑だから通報すると生活安全課が玄関まで来てK美を早くこっちに、みたく
まるで監禁でもしたような口調だった。中に入りたそうな生安の人間たちにデカい声で「帰れ〜」「帰れ〜」と叫ぶと帰っていった。勘違いも肌派だく迷惑被った。
確かに外見はしょーもない悪だが
ただ真面目に仕事をしているだけ、
容姿で完璧に決めつけるのは良くない事で真面目にやってるこちらとしては
大迷惑である。
前科前歴確かにあるが
いつまでも引っ張られては困るし
失礼にあたると思うな。
K美からオレを見たらそりゃ悪党に見えてしまうが私などかわいいものだから。大人しく仕事だけを前見てやっているのにまわりの人間たちはいつまでたっても犯罪者扱いな事をとても残念で無念に思う。自分は自分だから
関係ない事で邪魔しないでもらいたいところだな。
自分はただただ仕事だけを考え病とうまく付き合いながらなるべくバランスよく生きていこうと思っている。

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