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中学受験 歴史人物の一行問題 前編

小学生の歴史の学習で、最も効果があるのは歴史人物です。
今回二月入試の一週間前ですが、苦手なお子さんは人名などを漢字で書いて何度も音読をしてみてください。
得意なお子さんは漏れがないかの確認で良いと思います。
2回に分けて載せます。

1:この人物は邪馬台国の女王で、中国の(ア)という王朝から百枚の(イ)と「親魏倭王」の名称を授かったとされています。これは(ウ)世紀で、日本では(エ)時代のことでした。

02:この人物は、倭の五王の一人とされ熊本県の江田船山古墳と埼玉県の(ア)古墳から(イ)と刻まれた鉄剣と鉄刀が出土しています。この大王は(ウ)天皇ではないかと言われています。

03:この人物は女性の推古天皇の摂政となった人物で、天皇中心の国作りをしたとされています。

04:この人物は推古天皇の叔父にあたる人で聖徳太子の政治に協力をしました。石舞台古墳は彼の墓だとされています。

05:この人物は聖徳太子の死後、遺族を死に追いやった人物で後に皇族に殺されました。

06:この人物は、中臣鎌足の協力を得て聖徳太子の遺族を死に追いやった人物(05番)を討って政治の中心人物となりました。この事件を(ア)といいます。

07:この人物は、中臣氏の一人でしたが、死の間際に天智天皇から「藤原」の姓を賜りました。

08:この人物は、天智天皇の死後皇位争いの「ア」の乱に勝利して天皇になりました。国号を「日本」としたのはこの時代です。また我が国最初の銭である(イ)を作らせました。

09:この人物は女性天皇で、都を藤原京にしたり(奈良の橿原市)して亡き夫の天皇の遺志を継いで政治を行ったとされています。

10:この人物は、701年に出された「ア」律令に、刑部親王とともに編纂に関わった人物で、父親は藤原鎌足でした。

11:この人物は724年に天皇に即位しました。「墾田永年私財法」や「国分寺・国分尼寺」とその総本山の(ア)と「毘盧遮那仏」の建立を命じました。

12:この人物は、仏教を篤く信じる天皇からの要請を受け唐からやってきました。六度目にやっと(ア)半島に漂着しました。律宗を伝え仏教の戒律を整えました。(イ)という寺を建てて教えを広めました。

13:この人物は、祖先が渡来人で僧侶として仏教を教え広めながらため池を作ったり橋をかけたりと人々のための社会のための事業を行いました。当時の天皇の要請で「大仏」づくりに協力しました。

14:この人物は遣唐使として唐にわたりました。船は別々ですが鑑真と同じ時に日本に向け出航しました。鑑真は薩摩半島の坊津あたりに着きましたが、この人物は今のベトナムの方に流されました。「天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山にいでし月かな」この人物はこの和歌をどの国で読みましたか。春日の三笠山はどこにありますか。

15:この人物は都の役人ですが、農民の困窮した生活ぶりを歌った「貧窮問答歌」は、何集に収められていますか。

16:この人物は、仏教勢力の影響を避けて律令政治の立て直しを図るために都を平安京に移しました。

17:この人物は16の人物に征夷大将軍の地位に任命され蝦夷対策のために東北地方に赴きました。蝦夷の首長のアテルイを都に連れてきました。

18:この人物は九世紀初頭に遣唐使船に乗って唐にわたり帰国後天台宗を始めました。大津市にある(ア)山には彼が開山した延暦寺があります。

19:この人物は九世紀初頭に遣唐使船に乗って唐にわたり帰国後真言宗を始めました。紀ノ川の南岸の(ア)山に金剛峯寺を建てました。

20:九世紀中頃に天皇の臣下でありながら摂政、関白の地位に就いたのは(ア)良房、基経の親子でした。

21:この人物は、学者でありながら天皇に重用されました。しかし藤原時平の策謀で失脚し大宰府に左遷されてしまいました。死後祟りをなしたということがあって北野天満宮にまつられ今は学問の神様とされています。またこの人物は(ア)の廃止を提言しました。この後国風文化が栄えることになります。

22:この人物は十世紀の中頃常陸国猿島を本拠地にして新皇を称し反乱を起こしました。

23:この人物は、御堂関白と言われ、その日記は世界遺産にもなっています。娘たちを天皇に嫁がせ政治の実権を握り摂関政治の全盛期を築いた人物です。

24:この女性は22の人物の娘で中宮になった彰子に仕えた女房(女官)でした。光の君を主人公にした(ア)物語を書きました。

25:この女性は、藤原定子に仕えた女房で三大随筆の一つである(ア)を著しました。

26:この人物は宇治殿とも呼ばれ、宇治川の近くに阿弥陀仏をまつった阿弥陀堂を建てました。上から見ると鳳凰が飛翔している姿になっています。

27:この人物は天皇の位を息子に譲り、自分は上皇として実権を手放さず政治を行った初めての人物です。

28:この人物は「保元・平治の乱」に勝ち残った武士ですが、藤原氏のような摂関政治を行い、(ア)の地位にも就きました。私貿易の(イ)を行い富を得ました。貿易港の(ウ)を整備し、航海の安全を祈願して(エ)を修築しました。

29:この人物は、祖先が前九年の役後三年の役に活躍して人望の厚あった武士(八幡太郎義家)の子孫で、「平治の乱」で敗れ、子供達は伊豆や奥州に身を寄せることになりました。

30:この人物は平治の乱で敗れた人物を父親に持ち、後に平氏打倒で石橋山の合戦では負けましたが本拠地を鎌倉においてから、富士川の合戦では勝利しました。

31:この人物は平治の乱で敗れた人物を父親に持ち、平泉の奥州藤原氏に身を寄せていましたが兄に応じて源平の合戦に参戦しました。一ノ谷、屋島、壇ノ浦の合戦に勝利しました。

32:この人物は、鎌倉幕府の三代将軍が殺されたことから幕府打倒を企てましたが、失敗しました。この乱を(ア)乱と言います

33:この人物は「尼将軍」と呼ばれ、三代将軍亡き後御家人をまとめて幕府を守りました。

34:この人物は鎌倉幕府の執権で、承久の乱で活躍し後に武家最初の法律である(ア)を制定しました。

35:この人物は若くして執権になり、蒙古襲来を退けました。この事件を(ア)の役といいます。また鎌倉に円覚寺舎利殿を建立しこの役で亡くなった者たちを弔いました。

36:この人物は鎌倉幕府を倒すために何度も立ち上がりました。倒した後は(ア)と呼ばれる政治を行いましたが、恩賞の方法が公家にはあつく、武家は不満を持つようなものでした。わずか2年余りで失敗し奈良の(イ)に逃げ南朝を開きました。

37:この人物は鎌倉幕府打倒の時に京都の六波羅探題を攻めました。後の征夷大将軍になり室町幕府を開きました。

38:この人物は室町幕府の三代将軍になりました。京都の(ア)に「花の御所」と言われる建物を作り政治を行いました。この時代の文化は京都の北山に(イ)を建てたことから北山文化と呼ばれています。

39:この人物は、能を大成させた人物で、演技や芸術について書いた「花伝書」を著しました。

40:この人物は、若くして将軍になりましたが、のちに将軍の後継問題と守護大名同士の争いから(ア)の乱がおこりました。乱後東山に(イ)を建てたことからこの時代の文化を東山文化と呼んでいます。この別荘の一部には現代の和風文化の元になる(ウ)の建物があります。

41:この人物は禅宗のお坊さんで、水墨画を大成させた人物です。

42:この人物は尾張の小大名でしたが、(ア)の合戦で名前を上げ、その後「天下布武」の旗印をあげ多くの戦いで勝利し力をつけました。本拠地を都に近く水運と陸運の要地であった近江盆地の(イ)におきました。足利義昭を京都から追放し室町幕府を滅ぼしました。

43:この人物は、1582年に主君を死に追いやった(ア)を倒し、跡を継いで8年で天下を統一しました。百姓の一揆を防ぐために(イ)をだしました。また(ウ)を行い田や米の収穫量に調べ、検地帳には耕作者の名前を記し年貢の義務を負わせました。

44:この人物は堺の会合衆の一人で、茶の湯を完成させました。

45:この人物は三河出身で、秀吉が小田原の(ア)氏を倒し天下統一したあと、領地替えをされて(イ)に入りました。石田三成らと対立し(ウ)県の関ヶ原で戦い勝利して天下を取りました。1603年には征夷大将軍になり幕府を開きしました。

46:この人物は生まれながらの将軍として振る舞い、(ア)を改訂して参勤交代を制度化したり五百石以上の造船を禁止しました。日本人の海外渡航禁止をし(イ)貿易をおわらせ、またキリスト教の禁止を徹底するために(ウ)船の来航禁止しました。

47:この人物は六代七代将軍に仕えた儒学者で、五代将軍の出した生類憐れみの令を廃止し、長崎貿易を制限したり、通貨の質を改良しました。彼の政治を正徳の治と呼ぶことがあります。

48:この人物は元禄文化の時期に活躍した俳人で、奥州を旅して(ア)という紀行文を著したことで知られています。以下の俳句はそれぞれどこで詠んだものですか。
①「あらたふと 青葉若葉の 日の光」
②「夏草や 兵どもが 夢のあと」
③「静かさや 岩にしみいる 蝉の声」
④「五月雨の ふりのこしてや 光堂」

49:この人物は元禄文化の時期に活躍した作家で、人形浄瑠璃などの脚本を著しました。

50:この人物は元禄文化の時期に活躍した作家で、浮世草子と言われる町人を主人公にした小説を著しました。

51:この人物は元禄文化の時期に活躍した絵師で、「浮世絵の祖」と言われています。描く題材が「名所、町人の風俗」など身近なものを選びました。

上記の問題の解答です。

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中学受験・如意先生
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