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中学受験 日々の和語・漢語 3回

小学生のための「言葉の力を養成」するのが目的です。
小学生は成長途中ですので、それを促すのに様々な実地体験、読書体験などが必要です。
「日々の語句」は、語句の体験です。
和語中心(たまに漢語)の問題集です。「成句」という言い方はしませんが、そのような使い方をするものも入れています。
お子さんには、音読して耳からも入れる訓練をしてください。
5回分をひとまとめにしてPDFでダウンロードできるようにします。


問題三 語群の中から適当な言葉をいれて(活用させることも)完成させましょう。
①失言を繰り返した大臣は進退ここに〔 〕て辞任せざるを得なかった。
②悪口を言われて、だれのことをいってるんだと彼は声をあげて〔 〕だ。
③チャンスを、手を〔 〕て見てるなんてどうかしてるぞ。
④歴史の本を〔 〕と前方後円墳は三世紀後半には造られていたらしい。
⑤病は進行が速く、すでに手の〔 〕ようがなくなっていた。
⑥この問題は良問ですが、やや難しいので〔 〕します。
⑦部下は社長の今回の命令を再考してもらうよう〔 〕た。

語群
アひもとく   イほどこす   ウいさめる   エきわまる
オ気色ばむ   カつかねる   キ割愛する







解説
ひもとく:書物を開く。書物(本)を読む
ほどこす(施す):改善や効果を期待してことを行う。「手を施す・治療を施す」 他にもたくさん意味のある多義語です。
いさめる(諌める):目上の人の欠点・ミスなどを改めようと忠告する。=諫言する
きわまる(極まる):限度にいたる。果てまでくる。「極める」は他動詞
気色ばむ :気持ちが外に出る→ムッとして怒った表情になる。
つかねる(束ねる):集めて一つにくくる。手をそろえて一つにする。(=こまねく)
割愛する:惜しいと思いながらも省略したり、捨てたりする。

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