中学受験 SAPIX 「漢字の要」 同音異義語解説98頁
同音異義語は、入試に出されると正答率がかなり下がる問題です。
普段、「①熟語の組み立て、②音読み漢字の訓読み」などを訓練しておくことで習得がしやすくなります。漢字の形で覚えることばかりやっていると、記憶だのみであまり進歩はありません。
漢字については、白川静の「常用字解」(初版)と大修館の「漢語林」(第五刷)、岩波「漢語辞典」(第一刷)を参考にしています。
シュウシュウ
「収集」:昆虫や植物、趣味の切手集めなどに使う。「収」は「おさめる」と読みますが、「取りまとめる」の意味もあります。
「収拾」:「混乱した状態をぐっと力でとりまとめる」の意味になります。「拾」は「ひろう」の意味以外に「ひろいあつめる」
ソウゾウ
「創造」:新たにものを作り出すこと。「創」も「造」も「つくる」の意味になります。
「想像」「想」は「頭の中で物事をおもいうかべる」という意味があります。
イシツ
「遺失」:置き忘れて失うこと。「遺」は「のこす、うしなう」の意味があります。
「異質」:訓読みすれば「他と異なる性質」という意味になります。
カテイ
「仮定」:熟語の組み立てと訓読みで「かりに定める」
「過程」:物事のすぎていくみちすじ
「課程」:決まった期間に修める学科など
ホショウ
「保証」:確かだとうけあうこと。「証」は裏付けのある事実で、「あかし」の意味。
「保障」:「障」には「さまたげる、へだてる」の意味がある。
「補償」:損失を償い補うこと。「償」は「つぐなう」の意味。
カンダン
「寒暖」:寒さと暖かさ。反対の意味の漢字の組み合わせ。
「間断」:絶え間。切れ目のあること。
「歓談」:楽しく話しあう。「歓」は「たのしむ・よろこぶ」の意味がある。「談」は「かたる・はなしをする」
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