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2020年を気学的に考える②

気学鑑定をさせてもらいながら、世の中の流れをどう読むかについて、私が気付かせてもらうことがある。

2020年、今年は七赤金星の年。お金にまつわる年のイメージが強いが、お金は別名「兌換券」とも言い、兌の文字は悦(よろこ)びを示している。本来お金とは、悦びのエネルギーと引き換えにやり取りされるものなのだ。

人生における悦びとは、日常生活では得られない刺激や体験とも繋がっている。いわゆる「娯楽」の世界が七赤金星の担当だ。以前の記事で、七赤金星にかかる凶のことを書いたが、それはすなわち娯楽の世界にも言えるだろう。

新型コロナウイルスの影響で、音楽や演劇、文化活動の中止や延期が次々と決まった。また、遊園地やテーマパークも閉館している。飲食業界も大打撃を受けている。そのほか「不要不急」と呼ばれるものを扱う業界は、今年に入って一気に冬の時代を迎えていると思う。しかし、こうした分野がこれまでいかに人に生きる力を与え、社会の活力になってきたか、これから先の世界にどれほど必要とされるかも感じさせられる。人を悦ばせる世界は社会生活を豊かにし、人生に潤いを与えてくれるものであり、何としても絶やしてはならない。あらゆる分野で変化を求められている今、七赤金星の担当する世界がどのような転換を遂げていくかを見守りたい。私に応援出来ることがあるなら、出来る範囲で関わろうと思うのである。

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