モース硬度の覚え方

モース硬度、、、

ジュエリーに興味のある方なら、
聞いたことがあると思いますが、
一般の方はなじみのない言葉かと思います。

これは、
簡単に言えば鉱物表面の引っ掻き傷に対する
硬度の基準の一つです。

10種類の鉱物を標準として、 
対象となる鉱物を引っかいた時に
傷がつくかでモース硬度が決まります。

10種類の鉱物の順番は柔らかい方から数えて、
以下の通りです。

1.滑石(タルク)
2.石膏(ジプサム)
3.方解石(カルサイト)
4.蛍石(フローライト)
5.燐灰石(アパタイト)
6.正長石(オーソクレース)
7.水晶(クォーツ)
8.黄玉(トパーズ)
9.鋼玉(コランダム)
10.金剛石(ダイヤモンド)

覚え方がWikipediaにも紹介されていましたが、
若干異なる部分がありましたので、
私が教えられた覚え方を紹介します。

1から、宝石の和名の頭文字を並べて、

滑石方(かっせきほう)にして
蛍燐(けいりん)は
正水(せいすい)なる
王鋼金(おうこうきん)

と覚えました。
おそらくは、東京の宝石街
御徒町の宝石業界人はこれで覚えている
ようです。

ちなみにモース硬度の名はドイツの鉱物学者、
フリードリヒ・モース氏に由来します。

ご参考になりましたら幸いです。

たいら

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