普通に生涯を終えられること
テレビのニュースを観るのが辛い日々が続きますね。
戦争と聞いて強烈に思い出すのは、子供の頃に観た「風が吹くとき」というアニメーション映画。
「風が吹くとき」は、「スノーマン」で知られる絵本作家レイモンド・ブリッグズの作品ですが
彼が自身の両親を描いた「エセルとアーネスト ふたりの物語」というアニメーションが2019年に公開されていたことを最近知りました。
Amazon Primeにあったので、昨晩軽い気持ちで観たのが失敗。
今朝、目がお岩さんのようになりました…
「エセルとアーネスト ふたりの物語」には「風が吹くとき」のような目を覆いたくなるようなシーンはそこまで、いやほとんど無いです。
普通のどこにでも居そうな夫婦の生活が、淡々と描かれています。
でも、その普通の生活を壊すのが戦争で
壊されても懸命に支えあいながら生きていく夫婦の姿に、ウクライナの現状を重ねてしまいます。
そして、今日は3月11日。
「普通に生涯を終えられること」って
実は奇跡に近いのかも
と、改めて思わされたアニメでした。
そして最後に気が付いたこと。
レイモンドは
タッチで「死」を描き分けたんだなぁ…と。
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