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第26回:航空機/船舶を1機買い(シングル投資)する為のリース会社の選び方【日本型オペレーティングリース】

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こんにちは、JOLアドバイザーです。

日本型オペレーティングリース(以下:リース事業)では、1機買い(シングル投資ともいう)(※1)と呼ばれる投資手法があります。

簡潔にご説明すると「投資家1社で航空機や船舶(以下:リース物件(※2))を1機丸ごと取得する事」を指します。

一般的にリース会社から提案されるほぼ全てのリース事業は、複数の投資家より匿名組合方式を通じた出資を前提に販売されています。

その事からどの商品も大多数の投資家ウケする様、以下2点が強調された構成になっています。

 ①初年度効果(高ければ高いほど良い)
 ②リース期間(短ければ短いほど良い)

反対に1機買の場合は、1社の投資家に向けたテーラメイド商品であり、複数の投資家を募集する商品とは商品内容が全く違います

例えば、日本の中でも真の富裕層は、以下のニーズを満たす事を目的に1機買いをしています。

①事業承継における株価引下対策で自社BSの資産と負債を肥大化させる
②純粋な投資としてインカム/キャピタルゲインを獲得する

そして、ここからが今日の本題ですが、この様な1機買いを成功させる為に最も重要な事は、リース会社の選び方です。

私が知る限り、現在日本型オペレーティングリースを扱う会社は15社程度存在します。

しかし、その15社の中でも、本文に記載の「ある条件」を満たすリース会社でない限り1機買いの組成(商品を作る事)は不可能です。

この記事を読んでくださっている方の多くは①投資家 or ②仲介者(銀行や証券会社等の金融機関、税理士や会計士等のコンサルタント)だと思います。

投資家の方で「特定のリース会社とずっと1機買いの話をしているのに全然まとまらない」と感じている場合は、組成が出来ない条件に合致するリース会社に相談を続けている可能性が高いです。

また、仲介者の方も組成能力が高いリース会社と組めば数千万円の手数料を獲得できるのに、組成能力の低いリース会社と組んでしまった場合、いくら稼働をかけても全く成果に繋がりません。

そこで、今回の記事では、1機買い案件を成功させる為のリース会社の選び方をご説明します。1機買いを成功させる為の大切なポイントになりますので、ご興味のある方は是非ご参照下さい。

なお、この記事にはリース会社職員の目に触れたくない為、あえて有料とさせていただきます。

(※1)
1機買いの種類を大別すると、以下①−③のスキームに分かれます。

 ①投資家による「直接購入/直接保有」
 ②任意組合方式による「出資」
 ③匿名組合方式による「出資」

しかし、今回の記事の趣旨はその詳細をご説明するものではなく、あくまで1機買いを成功させるリース会社選びについて言及するものであり①–③を全てまとめて「1機買い」と表記します。

(※2)
今回の記事では内容を分かりやすくする為、航空機がリース物件の前提でお話いたします。

なお、私について知りたい方は自己紹介をご覧ください。


1. 結論(1機買いが成功するリース会社の条件)

結論からお話します。

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