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正信偈に聞く(19) 天親菩薩①

今回から天親菩薩の段に入ります。

天親菩薩とは、親鸞聖人がお名前を変えられる際に天親菩薩から「親」の一文字を頂かれるほどに大切なお方。
ちなみに、もう一つの「鸞」の字は天親菩薩の『浄土論』の解説書を書かれた曇鸞大師から頂かれたもの。つまり、天親菩薩は親鸞聖人にとって非常に大切なお方です。
特に来月の天親菩薩②は正信偈のクライマックスと言える部分。その前段として、今日は天親菩薩のご生涯も紹介しながらお話ししています。

補足
①35分50秒あたりから
「横超」の説明をしていますが、これは第11回で詳しくお話ししていますので、ご興味のある方はそちらもご覧ください。

②36秒07秒あたりから
「大誓願」、ご本願についてお話ししています。ご本願(第十八願)については第6回で詳しくお話ししています。

また、前半の板書で使っているホワイトボードマーカーの字が薄くて読みづらいです。すみません。

今回質問もいただいたので、そちらも併せて上げておきます。よければそちらもお聞きください。

質問の方の動画では訂正があります。

①0分50秒あたりから
調御丈夫(じょうごじょうぶ)について話していますが、「大丈夫」と出てくるのは『涅槃経』ですが「調御丈夫」と出てくるのは『涅槃経』ではなく『仏説無量寿経』です。

②6分56秒あたりから
蓮華蔵世界(れんげぞうせかい)について話していますが、「仏さまのまわりに蓮の花があり、その中に仏さまがおられてそのまわりにまた蓮の花があり、、、」というように話していますが、正確には仏さまの座しておられる蓮の台座の中に仏さまがおられて、その仏さまの座しておられる蓮の台座の花弁の中に、、、というのが蓮華蔵世界の正しい描写です。
内容としては大きく間違えていませんが、正確には違っていたので訂正いたします。

勉強会の資料です。A3版とA4版がありますが、どちらも内容は同じです。使いやすい方をご活用ください。


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