正信偈に聞く(23) 曇鸞大師①
今回から、七高僧の3番目、中国の曇鸞大師(どんらんだいし)の章に入ります。
親鸞聖人が非常に大切に思っておられ、お名前を親鸞と変えられる際に「鸞」の一字をいただかれるぐらいに尊敬しておられた曇鸞大師。その曇鸞大師のお人柄、曇鸞大師がお念仏と出遇われる様子をあらわしてくださっている部分です。
今回のお話の中で、「仙術(せんじゅつ)」という言葉をたくさん使っています。曇鸞大師は中国の陶弘景(とうこうけい)という名の仙人が持つ仙術(仙人の術、秘法)を求められた時期があったので、そ