米国英雄から容疑者へ リスク社会の闇
昨日テレビで10年ぶりに、感動しました。
やはり、映画は素晴らしい!!
テレビはほぼ見てないです。。
映画「ハドソン川の奇跡」
実話です。
「墜落して155人無事に生還」
誰もが認めるスーパーヒーロー誕生!
あらすじ
ネタバレご注意
飛行機の操縦席に座る、初老の男性チェズレイ・サリー・サレンバーガー(トム・ハンクス)は、ニューヨークのど真ん中に飛行機が墜落する夢を見て、飛び起きます。
サリーは数日前、実際に機長として操縦していた飛行機がハドソン川に不時着水するという事件を起こしていたのでした。
世間では、その事件の報道が連日流れています。
2009年1月15日。サリーの操縦する飛行機は、ニューヨークの上空で飛行困難のトラブルに見舞われ、ハドソン川に不時着水します。
乗員乗客全員が無事に生還したことから、「奇跡的な運に恵まれた」としてメディアは賞賛しました。
英雄と称されたサリーでしたが、複雑な心境でした。
サリーは、パイロットの制服に着替えて、出掛けます。NTSB(国家運輸安全委員会)の審問会へ向かいます。
NTSBとは、アメリカ合衆国における運送に関連する事故を調査し、将来の事故を防止する目的で原因と対策の究明を行う独立国家機関のことです。
事故の保険金が関係してくる為、事故の原因調査は事細かく行われます。NSTBの審問はかなり厳しいものでした。
事故の原因は、バードストライク。
「離陸直後に鳥の大群と遭遇し、両方のエンジンが停止してしまった」
「40年以上、何千回もの経験から、高度不足から旋回し最寄りの空港に戻ることは出来なかった。ハドソン川であれば、着水出来ると思った。」とサリーは語ります。
その頃、コンピュータでのシュミレーションでは空港まで到着できる可能性があることがわか乗客を危険にさらしたのではと言われ・・
「容疑者」として世論や報道が騒ぎます・・
続きは本編でどうぞ!!
まさかの
「英雄」からのたさかの容疑者
だと・・・
ゼロリスク主義
日本は電車が1分おくれただけで、アナウンスが流れますよね?
それは、
受ける側には快適ーー
提供する側は失敗は許されない
↪︎緊張感MAX うつになる
構造の象徴である。
こんな私も、
介護の仕事をする側ではミスしないように心がけてきましたが、
知らぬ間にストレスがかかっていたのは事実です。
無意識に不眠や暴飲暴食していた。
一方、今介護を受ける側では、
やはり不自由はない、相手もかなり下から話しかけたくるのがわかる。
正直そこまでしなくてもと思っている
ちょっとよいバランスはないのか?
これからは、ますますリスク管理が問われる。一度のミスで人生終わる可能性が高くなる。
なぜなら、SNSですぐに世界に拡散の上、記録は永遠に残るから。
オリンピックのアスリートの誹謗中傷の訴えは聞いてて辛い😢
・挑戦する人
・責任を負う人
・マイノリティの人
↪︎必ずと言っていいほど誹謗中傷にあう生きづらい世の中!!
ゼロリスクは不可能
この映画でもリスクについてかなり考えさせられます。
空を飛ぶからひは、バードストライクはまだ可能性はある。
だが、
川に不時着する訓練や体感温度マイナス20℃の避難訓練は絶対にしないだろうろ
後になって、事故分析や次同じ失敗しない為の検証はわかる。
しかし、後から冷静にあれはできた、これほできたなど言われ、容疑者や犯罪者にされては、誰も仕事しない。
いくら給料高くても仕事しない。
つまり、リスクをすべて管理すること事態不可能。
いくら強気な人でも社会や組織を変えることは難しいです。
自分もうつ病や精神疾患になる可能性大と頭の片隅に入れる
働く人すべての人が危険です!!
現実に戻ると悲しいことだらけですが、
この映画は主演はかなり演技も上手いですし、アクションだけじゃないと訴えてくるようです。
そして、今問われる、これからの永遠のテーマだと思うので、是非ご覧ください!