
ルフィ名言特別編(Vol.21)「背中の傷は剣士の恥だ(ゾロ)」
ルフィ名言シリーズではあるものの、ワンピースを代表する名言がゾロから飛び出した為、今回は特別編としてゾロの名言をお送りします。
世界一の剣豪「鷹の目のミホーク」と戦う「海賊狩りのゾロ」。その力の差は如何ともし難く、まったく太刀打ちできなかった。ゾロの得意技「鬼斬り」はあっさりと見抜かれ、「虎狩り」もあっけなく破られ、ゾロはナイフのような剣で刺されてしまう。
刺されて尚、一歩も引かないゾロ。
「ここを一歩でも退いちまったら、もう二度とこの場所へ帰ってこれねェような気がする。」
ミホークは言う。
「そう。それが敗北だ。」
ゾロは答える。
「じゃ、なおさら退けねェな。死んだ方がマシだ」出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
ミホークはその強い心力に驚嘆し、ゾロの名を聞く。そして、剣士たる礼儀を持って、世界最強の黒刀を構えると、ゾロは三刀流奥義「三・千・世・界」を繰り出す。一瞬汗を流すミホークだったが、正面から打ち破り止めを刺そうとすると、ゾロは振り返り腕を広げる。そこで、ゾロの名セリフ。
「背中の傷は剣士の恥だ」出典 ONE PIECE/尾田栄一郎 集英社
「見事」と、ゾロにトドメを刺すミホーク。
「ゾロォーっ!!!」と叫ぶルフィとウソップ。
「剣士として最強を目指すと決めた時から、命なんてとうに捨ててる」サンジはそう語ったゾロの言葉を思い返し、
「簡単だろ!!!野望捨てるくらい!!!」
と負けるくらいなら死を選ぼうとするゾロに向けて叫ぶ。
これもサンジの背景を知ると、言葉の理由がわかります。
男には、退けない時がある。負けるよりも、命よりも大事なものがある。それがゾロの生き方であり、格好良さなんだなと思わせる名セリフにして名シーンだったので、今回はそんなゾロを無視するわけにはいきませんでした。それが私の心意気です!!(ドン!!!)